岡山南高校とダイヤ工業の産学連携授業
岡山県岡山市にあるダイヤ工業株式会社(以下、ダイヤ工業)は、6月9日と16日の2日間、岡山南高等学校の生徒を対象に特別な産学連携授業を実施しました。この取り組みは今年で7年目を迎え、地元の医療業界との繋がりが生徒たちにリアルな学びを提供することを目的としています。
授業の背景
ダイヤ工業は、医療用品を専門に取り扱っている企業であり、特に柔道整復師と密接に連携しています。これまでの授業では、モノづくりに関する視点を中心に教育を行ってきましたが、今年は新たに地域の柔道整復師を特別講師に迎え、地域医療と教育を直接結びつけることにしました。
この背景には、柔道整復師の黒川純氏(じゅん整骨院院長)が「未来を担う若者たちにこの職業の魅力を伝えたい」という想いがありました。生徒たちに人の体を治すための知識や技術、仕事のやりがいを実感してもらうため、実践的な内容を盛り込みました。
授業の内容
第1回:現場のリアルを知る
第1回の授業では、柔道整復師の職業について、具体的な患者の事例を交えながら解説されました。生徒たちは、接骨院で実際に使用される超音波画像観察装置(エコー)を通じて、関節内部の様子をリアルタイムで観察することができました。この新しい体験は、学校の授業では得られない貴重なものであり、生徒たちはその真剣な表情から学びの意欲を感じました。
第2回:体験型の授業
第2回は、スポーツをする生徒に向けた「正しい身体のケア」をテーマにした授業が行われました。具体的には準備運動やウォーミングアップの重要性を専門家が説明し、実際に体を動かすことで正しい知識と技術を学ぶ機会となりました。生徒たちは、適切な運動法を身につけ、身体づくりに対する意識を高めることができました。
受講生たちからは、以下のような感想が寄せられました。
- - 「柔道整復師の仕事に興味が湧き、将来の進路を考えるきっかけになった。」
- - 「体を治す仕事の難しさを実感した。」
- - 「関係者による実際の体験を通じ、職業に対する理解が深まった。」
今後の展望
このような連携授業を通じて、ダイヤ工業は生徒たちに将来のキャリア選択の可能性を広げ、柔道整復師にとっても貴重な機会を提供しました。柔道整復業界の魅力を若者たちに直接伝えることで、地域社会や職業への理解を深めることを目指しています。今後もダイヤ工業は、教育支援を通じて「学校」「現場」「地域社会」の繋がりを強化し、次世代の育成に寄与する取り組みを続けていく予定です。
特別講師プロフィール
黒川 純 氏
岡山県柔道整復師会に所属する黒川氏は、地域の患者の痛みに寄り添い、専門機器を用いた的確な観察と施術を行っています。柔道整復師としての経験を通じて業界を担う若者の育成に強い関心を持ち、今回の授業に参加されました。自身の経験を生かし、次世代に重要な知識とスキルを伝えることに情熱を注いでいます。
会社概要
所在地:岡山県岡山市南区古新田1125
設立:1963年4月
資本金:1,000万円
公式サイト:
ダイヤ工業
Instagram:
@daiyak_medical
事業内容:医療用品の開発・製造・販売を行っています。