テクノエッジに新たな風、矢崎飛鳥が編集長に就任
2024年11月1日付で、テクノロジー情報サイト「テクノエッジ」の新しい編集長として矢崎飛鳥、通称ACCNが就任するとの発表がありました。彼は、テクノコアが運営するテクノエッジの会員制コミュニティ「テクノエッジ アルファ」において、今年9月からその運営に携わってきました。
新時代のメディアの役割
矢崎飛鳥氏は新編集長に就任するにあたり、次のようにコメントしています。「テクノエッジは、情報を提供するだけの存在ではなく、読者たちと心が弾む瞬間を共に体験するメディアに成長しました。最近では、スマートフォンに関連する非常にディープな情報を共有するコミュニティ『ハカセとアックンのスマホ沼』が誕生し、参加者たちが楽しんでいます。」
そして彼は、現在の社会において検索エンジンやSNSがどのように変化しているのか、また生成AIや拡張現実が人々の生活にどのように影響を及ぼしているのかに着目しました。彼は、これからは人同士の深い繋がりが重要だと語り、テクノエッジ アルファの仲間たちが集う「趣味の部活動」のような場を提供する意向を示しました。
鷹木創代表の期待
株式会社テクノコアの代表取締役、鷹木創は上記の発表の中で、ACCNの就任を心から歓迎しています。彼は、「2016年に私が編集長として育ててきたEngadget 日本版の新編集長に彼を迎えたことを思い出します。その後の同メディアの成長は目覚ましく、今回の編集長交代も運命的だと感じています」と述べました。
また、テクノエッジの立ち上げ時から携わっていた前編集長のIttousai氏も感謝の意を表しつつ、今後もテクノエッジに参加し、興味深い記事を提供していくことを約束しました。
Ittousaiの未来のビジョン
Ittousai氏は、テクノエッジの成長を振り返り、会員制コミュニティの拡大を図りつつ、自身も編集部での新たな役割に取り組む意見を表明しました。「スタッフとしても活動し、テクノロジーシーンでの取材や執筆に取り組んでいきます。」
テクノエッジの今後
テクノエッジは2022年に創刊され、急速に成長を遂げてきました。その中でも無料会員制「テクノエッジ友の会」や有料コミュニティ「テクノエッジ アルファ」を運営し、SNSや動画、音声形式など多様な手法で読者との対話を深めています。2024年10月末には会員数が15万人を超えるなどして、さらなる成長を見込んでいます。
テクノエッジは、スマートフォンやPC、ウェアラブルデバイス、ロボティクス、AI技術など、様々なテクノロジーに関する情報を交流する場を提供しており、今後の発展に期待が寄せられています。ACCNのもとで新たな価値が生まれることを、読者たちは心待ちにしていることでしょう。