大阪粉浜商店街の秋の謎解きイベントがさらなる進化を遂げる！

大阪粉浜商店街の秋の謎解きイベントが再び登場

大阪市住之江区の粉浜商店街で、地域活性化を目的とした新たなイベント『クリムゾンダイヤモンド泥棒と商店街の悲劇』が開催されます。このイベントは、粉浜商店街が中心となり秋のシーズンに向けて準備を進めてきたものです。

謎解きイベントの概要

2025年11月1日から2026年4月30日までの約半年間、粉浜商店街及びその周辺エリアが舞台になります。今回のイベントでは、南海電鉄粉浜駅から住吉大社周辺のエリアを巡る“周遊型”の謎解きミステリーとして参加者を魅了します。参加希望者は、商店街内の指定された場所で謎解きキットを2000円（税込）で購入し、楽しい謎解きの旅に出かけることができます。また、中学生以下は1000円（税込）で参加可能で、さらに無料版のキットも用意されています。

このイベントは、粉浜商店街を盛り上げたいという思いから始まりました。理事会メンバーを中心に、多くの地域住民や外部のクリエイターと協力し、商店街の活性化に向けた取り組みをしてきました。昨年のゴールデンウィークに行った初回の謎解きイベントは、予想を上回る参加者で賑わったため、今回も大いに盛り上がることが期待されています。

海南電鉄粉浜駅前に集結！

粉浜商店街は、南海電鉄の粉浜駅を降りてすぐにアクセスできる立地で、昔ながらの温かみを感じさせるお店が数多く立ち並んでいます。商店街の中には食品店や衣料品店、飲食店など、地域の生活を支える多様な店舗が揃っていますが、近年の店舗休業や客足の減少に危機感を抱いていた商店街の理事会メンバー。このままではいけないと、さまざまな取り組みを進めてきました。

理事長の桝本さんは「私たちの愛する商店街をもっと活気づけたい、地域の皆さんが集う場所に戻したい」という強い思いを持ち、地域住民やクリエイターとの連携を深めながら、粉浜商店街未来プロジェクトを進めています。去年実施した謎解きイベントの成功を受け、今回はさらにスケールアップし、商店街全体を使った壮大な物語を展開することにしました。

地域の魅力を体感する機会に

マダミス作家であるラプラスの悪魔氏も今回の謎解き企画に関与しており、彼は「粉浜でのイベント制作は非常に光栄なことです」と述べる。新しいイベントは、粉浜商店街内だけでなく、周辺エリアを巡るため、参加者には地域の新たな魅力を発見する機会を提供します。

商店街活性化に貢献することを目的にしたこの取り組みは、初回イベントを基にさらに進化を遂げ、メンバー一同が熱心に準備を重ねてきた成果となることでしょう。地元の人々には旧友との再会や新たな人との出会いがあり、観光客には粉浜の温もりを感じることができる機会となります。