安田不動産株式会社が、シンガポールにおける物流施設および工場の新たな大型産業プロジェクトに参加することを発表しました。シンガポールのトゥアス地域に位置する「20 Tuas South Avenue 14」(以下「本事業」)の持分を取得し、この地域の産業環境に積極的に関わっていく計画です。アジア・パシフィックエリアの物流施設開発・運用で実績のあるESRグループと協力し、シンガポールでの事業展開をさらに加速させる狙いがあります。このプロジェクトは、安田不動産にとって6件目の海外事業であり、昨年に続くシンガポールでの投資を示していることが注目されます。
シンガポールの港湾は、東南アジアにおいて重要な物流ハブとして機能しており、現在政府が推進している港湾開発事業であるトゥアス・メガポートは2025年から2040年までの期間に整備が進められています。このプロジェクトが完了すれば、シンガポールのコンテナ取扱量は現行の約2倍に達し、世界最大級の港湾となります。これに伴い、シンガポールにおける物流施設の需要はますます高まっていくと考えられます。
本事業には、安定して稼働している大型物流施設と太陽光パネル製造工場が含まれており、その好立地からも今後の成長が期待されます。安田不動産は、ESRグループの豊富な経験と広範なネットワークを活用し、海外での不動産事業に関する理解を深めます。また、このプロジェクトは、日系投資家のコンソーシアムを統括するTRI Investment Management Pte. Ltd.と連携しており、ヒューリック株式会社、関電不動産開発株式会社、芙蓉総合リース株式会社とともに参加しています。
本プロジェクトの詳細は、シンガポールのトゥアスサウスアベニューに位置し、敷地面積は約252,733㎡、延床面積は約251,190㎡です。物流施設は2022年に竣工し、太陽光パネル製造工場は2009年に完成しています。
この新たなプロジェクトへの参画は、安田不動産の海外でのビジネス拡大に寄与し、今後の発展に向けた持続可能な事業機会を生み出す重要なステップとなるでしょう。シンガポールでのビジネス展開が順調に進むことを期待されます。