アシックス、小林香菜選手との契約を発表し東京2025に向けた意気込みを示す

アシックス、小林香菜選手と新たな契約を締結

スポーツ用品ブランド「アシックスジャパン」は、陸上競技長距離の選手である小林香菜選手とアドバイザリースタッフ契約を果たしました。小林選手は、2025年に東京で開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会」のマラソン日本代表選手に内定していることもあり、今回の契約締結は特に注目を集めています。

契約内容とブランド理念

契約の内容には、まず小林選手がアシックスのシューズやアパレルを使用することが含まれており、商品開発のアドバイスにも協力することが期待されています。また、広告やカタログ、SNSなどの媒体を通じてアシックス製品の宣伝活動にも関わっていく予定です。これにより、アシックスブランドのさらなるイメージ向上が図られます。

小林選手がアシックス製品に対し高い信頼を寄せていること、そして同社のブランドスローガン「Sound Mind, Sound Body」にも共感していることが契約締結の背景にあります。アシックスは今後も、小林選手の意見を取り入れながら技術を盛り込んだ商品開発を進めていくとしています。

小林香菜選手の喜びの声

契約が決まり喜びを語る小林選手は、「このたびアシックスファミリーになりました」と挨拶しました。彼女は中学生の頃に初めて履いた陸上スパイクがアシックスだったことを振り返り、現在着用している「METASPEED」シリーズについても「ほどよい反発性と脚への負担の少なさ」に感謝の意を示しました。

「安定感があり、自信を持って練習に取り組めています」と続け、東京2025世界陸上には「フレッシュな気持ちで挑戦する」と意気込みを語りました。小林選手は、練習過程を楽しみながら、笑顔でゴールを目指すつもりです。

METASPEEDシリーズの魅力

小林選手が使用する「METASPEED」シリーズは、ストライド型とピッチ型という異なる走法に着目し、各ランナーが普段のトレーニングで培った走り方を維持しつつ、パフォーマンスを向上させるために設計されています。このシリーズは2019年11月に発足した社長直轄の「Cプロジェクト」により開発されたもので、トップアスリートが勝てるシューズを目指しています。

詳しくはこちらから確認できます。

東京2025に向けたイベント「Tokyo：Speed：Race」

また、アシックスは東京2025世界陸上競技選手権大会に関連して、自己ベスト更新を目指す多様なランナーのためのレースイベント「Tokyo：Speed：Race」を2025年5月3日に開催する計画です。小林選手はこのイベントのエリートレース10kmに出場する予定であり、世界のトップ選手たちと競うことになります。

このイベントは明治神宮外苑聖徳記念絵画館前にて行われ、アシックスや東京マラソン財団が主催するものです。参加は、一般ランナーからエリート選手まで幅広く受け入れられ、記録更新のチャンスが提供されます。詳細についてはこちらをご覧ください。