新しいAI資格の扉を開く、zero to oneとさくらインターネットの協力
株式会社zero to oneとさくらインターネットが手を組み、AI技術人材の育成を目指す新たな取り組みを始めました。この度、zero to oneはさくらインターネットの「さくらのAI検定」において、公式オンライン教材およびオンライン検定システムを提供することを発表しました。
AI人材育成の必要性の高まり
近年、AI技術は日々進化し、さまざまな分野において急速に実装されつつあります。しかし、AIを「開発する」人材だけでなく、その技術を「安全に、適切に活用できる」人材の重要性も高まっています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査によると、日本におけるAI人材の不足が深刻であり、企業や教育機関においてAIの基礎を理解し、実務に活かせるスキルの証明が求められています。
一方で、AIに対する学び直し(リスキリング)の意欲は高まっており、特に日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供する「G検定」は、直近の累計合格者が13万人を超えるなど、注目を集めています。このような背景から、さくらインターネットが設立した「さくらのAI検定」が、AIに関する基礎知識から実践力までを体系的に学べる機会を提供することとなりました。
zero to oneの役割
zero to oneはJDLAの正会員として、G検定及びE資格の普及と推進に取り組んでおり、これまでに企業や大学、自治体を対象としたAI・デジタル教育プログラムを通じて3万人以上の人材育成に成功しています。今回の「さくらのAI検定」でも、これまでの経験と知見を活かし、実践的な学習体験を提供することに注力します。
検定の詳細
提供開始日である2026年3月4日より、公式オンライン教材が無料で利用可能になります。この教材は、1.AI基礎、2.さくらインターネットのAIサービス、3.AI実践(「さくらのAI Engine」「高火力 DOK」の使い方と実践)の3つのコンテンツで構成され、受検者がAIに関する理解を深める一助となります。
また、検定試験はzero to oneの教育プラットフォームを利用し、受検管理から試験の実施、採点、成績管理までを一貫して行います。これにより、受験者は全国どこからでもオンラインで受検することが可能となります。初回の試験は2026年の夏を予定しています。
未来へ向けた取り組み
今後もzero to oneは、デジタル分野における実践的な学びを通じて、AIスキルを「学ぶ」から「使いこなす」までの教育基盤を築くことに尽力します。この取り組みが、AI技術を駆使する次世代の人材育成に繋がることを期待しています。