綿矢りさの集大成、恋愛小説『激しく煌めく短い命』好評発売中

綿矢りさの新作『激しく煌めく短い命』がついに登場！

作家・綿矢りささんの最新作、長編恋愛小説『激しく煌めく短い命』が何と1300枚を超える大作として発売されました。著者の作家生活において集大成ともいえるこの作品は、京都と東京を舞台に繰り広げられる女性同士の愛の軌跡を描いています。物語は、京都に住む主人公・久乃（ひさの）が中学校の入学式で出会った同級生の綸（りん）に一目惚れするところから始まります。

しかし、二人は周囲の偏見に苦しみながらも愛を育んでいくものの、あることがきっかけで引き裂かれる運命に。時間が経ち、十数年後、久乃は東京でまったく思いもよらない形で綸と再会します。果たして二人の間に存在する愛は再燃するのでしょうか？

連載4年を経て完成した圧巻の恋愛ドラマ

この小説は、綿矢りさ氏にとって4年間の連載を経て完成したもので、彼女の作品の中では最も長く、最も多くのページ数を誇ります。8500字を超える長編は、20年を超える二人の愛の物語を切々と描き出しており、読者に深い感動を与えることでしょう。「名前なんかどうでもいい」と語る二人の関係性は、まさに愛の本質を問う言葉で、多くの人の共感を呼ぶことでしょう。

著者のメッセージ

発売に際して、綿矢さんは自身の手で書いたコメントを寄せており、この作品がどのようにして生まれたか、また、どれほどの思いが込められているかが伺えます。長い年月を経た二人の再会は、まさに運命のいたずらとも言えるでしょう。久乃と綸の物語を通じて、愛することの喜びや切なさ、成長を感じることができるでしょう。