音の実験集団の舞台
2025-11-07 12:21:44

境界を越える音の実験集団 Tenebraeの舞台「あわい」が近鉄アート館で世界初演

音の実験室、Tenebraeが織りなす「あわい」



音楽とダンスの境界を越え、新たな感覚を体験できる公演が近づいています。合同会社天手鼓舞ジャパンが主催する音の実験集団Tenebrae(テネブレ)が、2025年12月2日に大阪の近鉄アート館で舞台「あわい」を上演します。この作品では、世界中の30カ国で1500回もの公演を経験した和楽器奏者たちが、ピアノ、タップダンス、舞踊と共に新たな音楽体験を提供します。

公演は、14:45からのゲネプロ特別公開公演と、18:30からの本公演の二部構成で行われます。多様な文化背景を持つアーティストたちが集まり、各々の楽器を通じて原始的な表現「触れる」「弾く」「打つ」「踏む」に基づいて、これまでにない劇場体験を生み出します。舞台は三面客席を設け、観客が囲まれた状態で観られるため、一体感のある空間を楽しむことができるのも特徴の一つです。

音楽の中に「まだ名のない感覚」を探る実験的な作品である「あわい」は、対立する概念—音楽とノイズ、和楽器と洋楽器、秩序と逸脱—の「間」を探求します。この作品を通じて、観客は異なるジャンルやスタイルがどのように融合し新たな表現を創出するのかを体感できるでしょう。

出演するメンバーは、いずれも多彩な経歴を持つアーティストたちです。坂上享は和太鼓グループ「打打打団天鼓」のメンバーとして世界各地での公演を経験し、独立後も和楽器デュオ「音ノ羽」として様々なアーティストとコラボレーションを行なっています。小島功義、泉佐野市PR大使でもある大谷加奈子、そして杉山由美子は、和太鼓だけでなく多様な楽器を生かしたパフォーマンスを展開し、国際的な舞台で活躍しています。

また、伴奏を務める古舘恒也のコントラバスやエレキベースの音色、細川慶太良のタップダンス、森谷遼太のピアノは、音楽に新たな色合いを添えます。舞踊の役割を担う実川ふうは、日本舞踊を基にした新しい表現方法を模索し、他ジャンルとのコラボに積極的に取り組んでいます。

この舞台は、ただの音楽公演ではなく、異なるアートフォームを通じて、観客の感受性を刺激します。各アーティストの個性と才能が交わり、観客は作品に没入することで、自身の中に潜む感情や想像力を引き出されることでしょう。音楽の持つ力を再確認できるこの機会を、ぜひお見逃しなく。

フライヤーには、チケット購入の詳細が記載されています。ゲネプロ特別公開公演の入場料は3000円で、全席自由席のため、早めにチケットを購入することをお勧めします。本公演のチケットは、S席5000円、A席4000円とリーズナブルで、小中高生は割引もあります。チケットはカンフェティで、公式サイトから簡単に購入可能です。詳細はこちらから確認できます。

ぜひこの機会に、さまざまな文化や音楽が融合する新しい試みを体感してください。

会社情報

会社名
カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 大阪市 和楽器 大阪公演 Tenebrae

Wiki3: 大阪府 大阪市 和楽器 大阪公演 Tenebrae

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。