VSG M&A アドバイザリー株式会社の設立
2026年5月、VSG(ベンチャーサポートグループ)の一環として「VSG M&A アドバイザリー株式会社」が設立されることが発表されました。これは、全国に61の拠点と1,700名を擁する士業グループ、ベンチャーサポートコンサルティングが展開する新たなサービスラインとして位置付けられています。
この新会社は、M&Aに関するアドバイザリーサービスを提供する専門機関で、企業が売却または買収を考慮する際に、それぞれの状況に応じたサポートを行うことを目的としています。売却を検討する企業には、売り手としての立場から、買収を検討する企業には、買い手としての立場から、専門的なアドバイスが行われます。これにより、M&Aプロセスにおける経営者の意思決定を促進し、依頼者が納得した上での判断ができる環境づくりを重視しています。
M&A支援の背景
近年、中小企業における後継者問題や経営者の高齢化が進む中、事業承継型のM&Aの重要性が増しています。また、企業の成長戦略として、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的としたM&Aも増加している背景があります。しかしながら、M&Aは企業の将来に大きく影響を及ぼす意思決定であるため、慎重に進める必要があります。
譲渡価格だけでなく、従業員の雇用や取引先との関係、財務、税務、法務、労務のリスクなど様々な要因を考慮し、適切な判断を下すことが求められます。VSG M&A アドバイザリーは、こうした点に配慮したサービスを提供し、経営者の意思決定に寄与することを目指しています。
会社の方針とアプローチ
VSG M&A アドバイザリーは、次のような基本方針のもとでサービスを提供します。
1.
立場に応じた支援: 売り手もしくは買い手の立場に立った視点から、各企業に対して最適なアドバイザリーを実施します。価格や条件の整理、相手先との交渉、さらにはリスクの確認に至るまで、包括的なサポートを行います。
2.
成約ありきでない選択肢の検討: M&Aの成約を最終目的とするのではなく、依頼者にとって最善の選択をすることを支援する姿勢も大切にしています。これはM&A以外の選択肢や案件を見送る判断を含む柔軟な考え方です。
3.
専門家ネットワークの活用: M&Aは多様な専門的視点が必要です。VSGは税務、法務、労務、不動産、保険といった専門家との連携を強化し、経営者の意思決定を支えるための体制を整えています。
VSGの未来に向けて
VSG M&A アドバイザリーは、基盤を築く過程にあり、最初はVSGの既存顧客を対象に、事業承継や買収戦略などに関する相談体制を整えていきます。税務・法務などの専門家と連携しながら、市場におけるM&Aサービスを多様化させ、企業の成長と承継を支える支援を進める方針です。
VSGは「士業はサービス業である」という理念のもと、経営者が安心して相談できる環境を整え、納得のいくM&Aの実行を目指していきます。これにより、日本の中小企業の持続的な成長に寄与することが期待されています。
会社概要
- - 商号: VSG M&A アドバイザリー株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷1丁目15-21
- - 代表者: 中村 真一郎
- - 設立: 2026年5月
- - 事業内容: M&Aアドバイザリー、事業承継支援、買収支援、売却支援、企業価値評価など、多岐にわたるサービスを展開。