新たなキャリア体験を提供する「POP UP CAMPUS 2024」初開催の魅力とは

イベントレポート：新たなキャリア体験を提供する「POP UP CAMPUS 2024」

2024年11月10日、東京都新宿区に本社を構える株式会社CourseVALUが、早稲田大学日本橋キャンパスで「POP UP CAMPUS 2024」を初めて開催しました。このイベントは、大学生を対象にした企画体験型のワークショップで、企業と学生の新たな共創の場として注目を集めました。

「POP UP CAMPUS 2024」とは

「POP UP CAMPUS 2024」、略してPUC 2024は、将来のキャリアを真剣に考える学生が集い、様々な企業の講師と共に新たなアイデアを生み出すイベントです。12社の代表的な企業が集まり、参加した現役大学生とともに実際の業務や企業文化に触れながらワークショップを行いました。

コンセプト「職業体験」

PUC 2024の最大の特徴は、単なる企業理解を超えて、実際に業務内容や社員の思考を深く理解するための「職業体験」というコンセプトにあります。参加する企業からは、採用担当者だけでなく、新規事業開発や事業戦略部門のスタッフも加わり、参加者に実践的な知識を提供しました。このようにして、通常の説明会では得られない内容が提供されました。

学生の主体性を刺激するワークショップ設計

PUC 2024では一方的な講義形式ではなく、学生たちが主体的に参加することを重視しました。手を動かし、頭を使うことで、より深く学ぶ機会が設けられています。企業との対話もフラットな関係を築くことができ、業界の現状や企業の取組みについて自由に意見交換ができる環境が整えられました。

企業と学生の共創プロジェクト

本イベントの企画は、企業と学生が約3カ月間かけて共に行ったものです。企業の視点だけでなく、学生の意見も取り入れ、どのように業務内容や企業の魅力を伝えるかについて話し合いに重ねてきました。このプロセスは、参加者にとっても significant な経験です。

実際のワークショップ内容

エーザイ株式会社のテーマでは、「医薬品の営業体験」が行われました。参加学生は、一流の講師陣とともにロールプレイを通して、営業の実際を体験しました。また、日本電気株式会社(NEC)では、社会課題を解決するビジネスアイデアを考えるワークショップが進行。このように、多様な業界のリアルな体験が得られる内容が提供されました。

参加者の声

参加した学生たちからは、「名前は知っていたが、実際何を行っている会社か理解できなかった企業が多かったが、今回のワークショップを通じて企業の想いや現場での考え方を体感でき、働くイメージが湧いた」との感想や、「他の就活イベントとは異なり、能動的に参加でき、楽しく学べた」との声が寄せられました。これらの声からも、PUC 2024の意義と効果が垣間見えます。

参加学生の中には、これまで受動的だったイベント形態を打破し、より実践的な体験を重視したことに感謝する声が多く聞かれました。企業の社員目線で議論し、理解を深めることのできる貴重な機会として評価されています。