キヤノンITSが新しいMSPサービスを発表
キヤノンマーケティングジャパングループの一員であるキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、2026年7月2日より、ITインフラサービス「SOLTAGE」で新しいマネージドサービスプロバイダ(MSP)サービスを開始します。この新サービスは、マルチプラットフォーム環境におけるITシステム監視と障害対応を効果的に行うことを目的としています。
背景
現代の企業は、オンプレミス、パブリッククラウド、SaaSを組み合わせた複雑なITシステムを利用することが一般的です。しかし、こうしたシステムでは従来の監視手法が全体の動作を把握するのを難しくし、障害発生時には迅速な原因分析が求められています。運用の負荷を軽減しながら、迅速に障害に対処することが求められています。
キヤノンITSでは、こうしたニーズに応える新サービスとして、システム全体の状態を視覚化し、迅速に障害の原因を特定する「オブザーバビリティサービス」、及び自動化された障害管理を行う「インシデント管理サービス」を提供することになりました。
新サービスの特長
オブザーバビリティサービス
このサービスでは、システムの全体像を統合的に可視化し、本来は見落とされがちな全体の動作を把握できるようにします。米Dynatrace社のAI駆動のオブザーバビリティプラットフォーム「Dynatrace」を活用し、従来のしきい値監視では届かなかった障害の迅速な特定を実現します。これにより、障害発生時の対応時間を大幅に短縮することが期待されます。
インシデント管理サービス
自動通知機能とエスカレーション機能を搭載し、障害発生時の迅速な対応を可能にします。関係者に対して即時に通知が行われる仕組みを採用し、無駄な時間を削減。また、PagerDuty社が提供するプロダクト「PagerDuty Operations Cloud」を利用することで、対応遅延や漏れを防ぎます。さらに、運用代行サービスとの組み合わせにより、有人によるサポート体制の強化も実現します。
市場における位置付け
キヤノンITSは、20年以上の運用実績をもとにしたサポート体制を持ち、システム運用のノウハウを活かしていきます。24時間365日オペレーターが対応可能な体制をオプションとして提供し、最新のツールの導入からその後の運用をトータルで支援します。
まとめ
新しいMSPサービスは、運用の効率化と迅速な障害対応を実現し、企業のITシステムの安定性向上に貢献します。また、ツールとAIを活用した効率的な運用を目指すことで、企業のさらなる発展をサポートしていくでしょう。キヤノンITSは、今後も企業のIT運用をより良くするためのサービス拡充に努めてまいります。