ユースライフセービング大会
2025-11-12 13:34:33

全日本ユースライフセービング選手権大会で若き選手たちが大活躍!

若き才能たちの集結!全日本ユースライフセービング選手権



2025年10月4日から5日にかけて開催された『第17回全日本ユースライフセービング選手権大会』が、静岡県下田市の白浜大浜海岸で行われました。この大会には247名もの若きライフセーバーが参加し、その中には大人顔負けの実力を持つ選手たちが多数いました。

ハードなコンディションでの挑戦


大会が行われた白浜大浜海岸は、波が高くなることで知られています。2日間にわたるレースでは、特に大会2日目の午後には波が上がり、選手たちにとっては非常に過酷なコンディションとなりました。そんな中で、多くの選手たちは練習の成果を信じてレースに挑み、安全に対する説明を受けながらも、自らの限界に挑む姿が見受けられました。

特筆すべき選手たち


大会で特に目を引いたのは、西浜サーフライフセービングクラブの浜地櫂依選手(U18)です。彼は11月にニュージーランドで行われる世界大会に日本代表として出場予定で、スイム、ボード、サーフスキーの各種目でバランスよく活躍しました。また、彼は全日本選手権でもオープン選手と肩を並べて競い合う実力を誇ります。

この大会では、マルチプレイヤーとして活躍する選手が多く見られました。特にU18カテゴリーでは、オープン選手が得意な種目に絞る中、ユース選手たちはオーシャン種目にもチャレンジする姿勢が目を引きました。例えば、U15カテゴリーの高田理世選手や塚根小夏選手は、オーシャンとビーチ種目の両方で素晴らしい結果を残しました。

若き選手たちの競技精神


また、驚かされたのはU15の選手たちがU18の種目で表彰台を独占する光景です。特にオーシャンウーマンのカテゴリーでは、全ての入賞者がU15の選手でした。中学生でありながら、高い技術と強い精神力で波を乗り越える姿は、今後のライフセービング界に期待を抱かせるものでした。

大会を通じて、特にオーシャン種目で優秀な成績を収めたのは西浜サーフライフセービングクラブ、一方でビーチ種目では鎌倉ライフガードがその実力を遺憾なく発揮しました。両チームの選手たちは、頻繁な海での練習や日常の地道な努力の成果を見せることができました。

結果と今後の展開


U15の総合優勝は西浜サーフライフセービングクラブ、続いて鎌倉ライフガード、湘南GoldenAgeアカデミーがそれぞれ好成績を収めました。またU18の部では、西浜サーフライフセービングクラブが見るべき成果を残し、日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブが第2位となりました。

今回の大会はハードなコンディションであったにも関わらず、事故や怪我がなく無事に終えることができたことは大きな成果といえるでしょう。次回は12月に静岡県で開催されるレスキューシミュレーション大会、SERC選手権が予定されており、これまでにない新たな挑戦が待っています。

この大会を通じて、若き選手たちの成長と活躍を期待しつつ、彼らが次代のライフセービング界を背負っていく姿を見守りたいと思います。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本ライフセービング協会
住所
東京都港区海岸2-1-16鈴与浜松町ビル7階
電話番号
03-6381-7597

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