中部事業所が開設!
2022-08-09 10:00:02
オートリブ新拠点、中部事業所の建設が始まる!地域貢献と安全への想い
オートリブ中部事業所の建設スタート
オートリブ株式会社(本社:神奈川県横浜市)は、2023年7月に新たに愛知県知多市に中部事業所の建設を開始しました。地鎮祭および起工式が7月4日に行われ、多くの関係者が集まり、工事の安全を祈願しました。この新事業所は、オートリブのフラッグシップとして、エアバッグやステアリングホイールなどの主要製品の生産拠点となります。
地鎮祭の様子と関係者の想い
地鎮祭には、知多市の宮島壽男市長をはじめ、オートリブのコリン・ノックトン社長、プロジェクトマネージャーの大岩徹氏などが出席し、工事の安全を祈願しました。ノックトン社長は「日本で事業を開始してから35周年を迎え、より多くの命を守るというビジョンの実現に向けて、この地域で雇用を創出していく。」と意気込みを語りました。
中部事業所の概要
新しい事業所は、知多市北浜町に位置し、広さは53,000平方メートルと、オートリブの筑波事業所の約1.3倍の大きさです。工場は1階建て、事務所は2階建てで、エアバッグやステアリングホイールを生産するエリアには約4,400平方メートルのスペースが確保されています。また、大規模な倉庫エリアも含まれており、約10,000平方メートルの広さを持っています。
事業所の竣工は2023年7月を予定しており、その後第3四半期中に稼働する計画です。
最先端の自動化と持続可能性の追求
中部事業所では、インダストリー4.0を意識した最新のオートメーション技術とデジタリゼーションが取り入れられています。また、環境への配慮から100%再生可能エネルギーを活用することが決定しており、構内の車両は全て電動車両となる予定です。
さらに、社員の安全を第一に考え、歩行者と車両の動線を分離した設計が施されています。従業員の働きやすい環境を整えるために、インテリアデザインや緑地の充実も図られており、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)という新しい働き方が導入されます。
グローバルなオートリブのビジョン
オートリブはスウェーデンに本社を置き、自動車安全システムの主要なプロバイダーです。エアバッグやシートベルト、ステアリングホイールなど、さまざまな安全システムを世界中の自動車メーカー向けに供給しており、安全保護技術のリーダーとしての地位を築いています。社員たちは「より多くの命を守る」という使命のもと、日々品質向上に努めています。
まとめ
オートリブの中部事業所の開設は、地域への貢献とともに、自社の成長に寄与する重要なステップです。将来にわたって、安全で持続可能なモビリティの提供を目指し、地域の皆さまと共に成長していくことを目指します。
会社情報
- 会社名
-
オートリブ株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-17-6イノテックビル
- 電話番号
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050-3852-0873