特許情報をAIで探索！ニーズを発掘する新サービスのご紹介

ニーズを掘り起こす新しいアプローチ

株式会社ニーズエクスプローラは、特許情報をAIを活用して効率的に分析し、新たなニーズやアイデアを抽出するサービスを開発しました。このサービスの主な目的は、自社の技術やアイデアを新たな市場ニーズに結びつけ、有益なビジネス機会を特定することです。

特許データベースの重要性

特許データベースには、過去のイノベーションや技術的知見が詰まっており、これを活用することで企業は新しいビジネスチャンスを見つける手助けになります。しかし、膨大な量の情報を正確に読み解くのは容易ではありません。そこで、ニーズエクスプローラはAI技術を用いることで、従来の目視調査では不可能だった迅速かつ広範囲な情報の分析を実現しました。

ニーズエクスプローラの機能

この新サービスは、特許情報から自社が見落としがちなニーズをピックアップし、具体的なビジネス活用例を示します。例えば、自社の技術の新たな適用先を見つけたり、旧来の製品を最新技術でリフレッシュする幾つかの手法を探ります。さらには、Society5.0の観点から社会課題への技術適用の可能性を探ることも可能です。

効率的な調査プロセス

伝統的な調査方法と比較すると、AIを活用することで調査の効率が飛躍的に向上します。従来は熟練の知財部門の専門家が手作業で調査を行う必要がありましたが、ニーズエクスプローラを利用することで、その工数は約1/100に短縮されると言われています。これによって、専門家はよりクリエイティブな業務へリソースを集中できるようになるのです。

特許情報フェアへの出展

この新サービスは、2019年11月6日から8日まで東京で開催される「特許情報フェア＆コンファレンス」に特設ブースを設けて発表されます。ブースは会場の入り口すぐ右に設置され、ニーズエクスプローラと共にPatentfield株式会社が共同出展します。参加者の皆様はぜひ、直接サービスのデモをご体験ください。

無償トライアルのご案内

更に、ニーズエクスプローラではサービスの評価を続けるために、ベータ版を10社限定で無償トライアルとして提供しています。ご興味のある企業様はお早めに申し込みをお願いいたします。希望者が多い場合は、選定を行うことがありますのでご了承ください。

会社背景と今後の展望

ニーズエクスプローラは2019年に設立された企業で、長年の知財経験を持つ城谷晃一が代表を務めています。彼は富士通株式会社の知財部門での経験を活かし、AI技術を活かした新しい知財サービスの必要性を感じて今回のプロジェクトに取り組みました。企業の働き方改革にも寄与できることを目指し、知的財産の価値を再発見するサポートを提供しています。日本の技術が新たな価値を創出する手助けを行い、より豊かな社会の実現を目指します。