ASUKIの個展「BREATH」東京で開催
アート界で注目のアーティスト、ASUKI(アスキ)の個展「BREATH」が2024年10月23日から27日まで、東京のギャラリースペース「HENGEN」で行われる。この個展は、彼の四半世紀ぶりの本格的な作家活動の一環で、2回目のエキシビジョンとのこと。今回は特に黒を基調としたキャンバス作品に焦点を当て、自然の「森や植物」から感じる呼吸や意識の流れを表現した作品が展示されるという。
ASUKIは、自身の感情に色を付けつつも、森の存在は色を持たないという独自の視点から、深い世界観を展開している。展示される作品は、繊細な線やドットを使って、彼自身の感受性を反映したものとなる。また、今回の個展では、エディションナンバー付きのアートブックも販売される予定だ。
特別なイベントも開催
個展の前日である10月22日には、アーティストが参加する「入谷会議」が催され、ASUKIによるライブペインティングも行われる。このイベントには、ビートメイカーのLinn Mori氏とのコラボレーションが予定されており、特別な音楽とともにASUKIの独特な創作過程を目の当たりにする機会が得られる。参加希望者は事前に申込が必要で、特別な体験ができるチャンスだ。
開催概要
- - 開催期間: 2024年10月23日(水)~10月27日(日)
- - 営業時間: 13:00~20:00
- - アーティスト在廊日: 10月25日、26日、27日(在廊日には公開制作も行われる)
- - 会場: HENGEN(東京都台東区北上野2-20-2)
- - 入場料: 無料
特にASUKI本人から直接芸術的なインスピレーションを受けられるチャンスは、この個展ならではのものだ。また、彼はアートを通じて人々の意識の改革を促すことを使命としており、アートを愛する全ての人にとって見逃せないイベントとなることが予想されている。
アーティストの背景
ASUKIは1973年に生まれ、東京藝術大学を卒業後、ビジュアルデザイナーとしての経歴を持ちながら、アート教育や若手アーティストのプロジェクトにも深く関わってきた。特に、彼は身体技法や意識の使い方を学ぶ中で、自らのアートスタイルを「LIKE DRAWING BREATH」と命名し、アートを通じて新しい意識の共有を掲げている。最近では、ドローイング教室やクリエイティブクラスを通じて子供たちやビジネスパーソンに向けて心と能力の育成を行っている。
ASUKIのメッセージには、「日本人の意識改革」が重要なテーマとして掲げられており、日本古来の情緒を再発見することで、現代社会を生き抜く力を身につけることを提案している。アート作品を通じて、参加者と意識を共有し新たな創造を生み出すことに期待を寄せている。
個展「BREATH」は、ASUKIの作品を通じて彼の作品の背後にある深いメッセージに触れる一大イベントとなる。アートを愛する全ての人々にとって、心に響く体験ができること間違いなしだ。