藤枝市でベルテックス静岡新シーズンの決意表明
2024-25シーズンの到来を前に、県内で熱気が高まっています。特に藤枝市において、人気バスケットボールチーム「ベルテックス静岡」が北村正平市長を表敬訪問したことが注目されています。このイベントでは、チームの松永康太社長と選手の加納誠也が出席し、地域とのつながりや今後の目標について語りました。
新シーズンの目標
ベルテックス静岡は、今シーズンのホームゲーム開催を沼津市から藤枝市へと拡大し、地域のファンの力を借りながら二つの大きな目標を掲げています。一つは「B1昇格」、もう一つは「アリーナを常に満員にする」というものです。松永社長は、地元の魅力を伝え、熱狂的な雰囲気を作り出すことの重要性を強調しました。特に、藤枝市での開催を通じて地域の子どもたちにプロの試合を見てもらい、夢を育てたいとの意向が表れました。
これに対して加納選手も、「シーズン中、藤枝での一回の開催に全力を尽くしたい」と述べ、観客を魅了できる試合を目指すと決意を新たにしました。
藤枝市のサポート
北村市長は、この表敬訪問を受けて、大きな目標である昇格や満員のアリーナ作りが、地域を活性化させるために必要であることを強調。スポーツを通じた地域の発展に向けて、市として全面的に支援する姿勢を示しました。市長自身も今後の試合観戦を楽しみにしているとコメントし、地域住民にもスポーツ観戦を通じた地域活性化への参加を呼びかけました。
さらに、藤枝商工会議所の山田会頭も、ベルテックス静岡が地域との連携を深めている事例を持ち出し、観光や商業教育の視点からもチームの活動が期待されると述べました。特に、試合開催が地域に多くの人々を呼び込み、経済活性化に貢献することに寄与するであろうとしています。
地域と共に歩むベルテックス静岡
ベルテックス静岡は、地域社会との連携を強化し、バスケットボールの魅力を発信し続けています。昨シーズンは、特別支援学校での訪問活動など、バスケットを通じての社会貢献に取り組み、今シーズンも同様の活動を広げていく意向です。これにより、さらなる地域貢献とファンの拡大を図っていくとしています。アイデアや意見を交えながら、地元の将来を担う子どもたちへの支援を継続することで、地域全体がバスケットボールの魅力を享受することを目指しています。
藤枝開幕戦の詳細
藤枝市での今シーズンの開幕戦は、11月2日と3日の週末に静岡県武道館で行われる予定です。対戦相手は福井ブローウィンズ。2日間で異なる試合のファンを楽しませるため、ベルテックス静岡はホームゲームの魅力を存分に発揮することでしょう。これまでのエネルギーを新シーズンに注ぎ込み、観客を魅了する試合を展開することが期待されます。ベルテックス静岡は、バスケットボールを通じて地域を盛り上げ、未来の夢を育む役割を果たす決意を新たにしています。