音楽と映像が融合した新たな体験『GIFT』が日本と韓国で公演決定！

新たなるシアターピース『GIFT』が日本と韓国での公演を決定！

音楽家・石橋英子と映画監督・濱口竜介のコラボレーションにより生まれたシアターピース『GIFT』が、2024年には日本国内の5都市と韓国で上演されることが発表されました。このプロジェクトは、一度きりの映像と音楽の体験を提供し、観客に新たな感動を呼び起こします。

『GIFT』の誕生背景

『GIFT』は、石橋英子が即興で演奏する音楽と濱口竜介の映像作品が融合した作品です。二人の出会いは、石橋が濱口に映像制作の依頼をしたことに遡ります。特に『ドライブ・マイ・カー』での意気投合がきっかけとなり、さまざまな試行錯誤を経て、彼らは映画制作とライブパフォーマンスの新たな形を模索しました。

濱口は「従来の制作手法でひとつの映画を完成させ、そこから依頼されたライブパフォーマンス用映像を生み出す」というアプローチに挑戦し、その結果、サイレント映像と長編映画『悪は存在しない』が誕生しました。このプロセスから生まれた『GIFT』は、自由な発想とセッションのような創作スタイルで構築されました。

世界での評価と上演歴

『GIFT』は、これまでにベルギーのゲント国際映画祭での初演を果たし、以降11か国で映画祭を中心に公演を行ってきました。特に国内では、東京や京都での上演が予定されており、映画祭でも多くの注目を集めています。日本国内のスケジュールは、福岡や大阪、広島、鳥取の各地で行われ、2024年の春には韓国ソウルでの公演も控えています。