TemuがIACCに加盟
グローバルなオンラインマーケットプレイスであるTemu(テム)が、模倣品や海賊版に対抗する国際団体「国際模倣対策連合(IACC)」に加盟したことを、2023年10月14日に米ボストンで発表しました。このIACCは、40カ国以上の企業と団体が参画する大規模なネットワークであり、Temuの加盟は同社の知的財産(IP)保護プログラムの一環として新たな展開を示しています。
TemuはIACCの一般会員として、ブランド企業、業界団体、規制当局との連携を深め、模倣品防止や消費者保護に向けた取り組みを進めていく考えです。業界全体の専門家たちとの協力を通じて、Temuはより良い環境づくりに寄与することを目指します。
知的財産保護の重要性
TemuのIACC加盟は、同団体との既存のパートナーシップを強化するものです。この動きは、2025年5月に締結された覚書(MOU)の延長線上にあり、オンラインマーケットや決済事業者、グローバルブランドが参加するマーケットプレイス諮問委員会「Marketplace Advisory Council(MAC)」の創設メンバーとして活動をしています。
IACCの会長であるBob Barchiesi氏は、「Temuをメンバーとして迎え入れることができ、大変嬉しく思っています。模倣品対策には業界全体の協力が必要で、IACCはそのためのプラットフォームを提供しています。Temuが当ネットワークに積極的に貢献し、信頼できるオンライン環境を築くことを期待しています」と述べています。
また、Temuの広報担当者は「消費者とブランドの双方が信頼できるマーケットプレイスを目指す上で、知的財産(IP)保護は必要不可欠です。今回の加盟は、私たちのIP保護に対する取組を示すものです」とコメントしています。
TemuのIP保護体制
TemuのIP保護体制は、出店企業の審査から商品掲載、さらには掲載後の24時間365日の監視に至るまで包括的です。プラットフォームでは、6,700以上のブランド情報をデータベースに持ち、3,800万点以上の画像と900万以上のキーワードを監視に活用しています。削除要請に対する対応も迅速で、99.9%の削除リクエストを3営業日以内に処理し、平均対応時間は1営業日未満です。
さらに、Temuは「Brand Guardian Initiative」というプログラムを通じて、1,500以上のブランドと連携し、権利行使のためのツールや個別サポート情報を提供しています。この取り組みにより、参加ブランドと消費者の信頼向上を図っていきます。
Temuの成り立ちと展望
Temuは、消費者と世界中の数百万の販売事業者やブランドを結ぶオンラインマーケットプレイスとして、90以上の市場でサービスを展開しています。2022年9月に米国で開始して以来、手頃な価格と高品質な商品を提供し、人々の生活を豊かにすることを目指しています。日本でも2023年7月からサービスを開始し、効率的なサプライチェーンにより多様な品揃えと競争力のある価格を実現しています。これらの努力が消費者から好評であることが、Temuのさらなる成長を支える要因となっているのです。今後のさらなる業界連携の進展が期待されます。