明日から使える実践型パブリックアフェアーズ講座
現代の企業や団体において、政策渉外はますます重要な役割を果たしています。特に、パブリックアフェアーズの成功には、効果的な知識や技能が求められます。しかし、多くの担当者が「知識は持っているが、実践に活かせていない」という課題を抱えています。このような状況を打破するため、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会は、2025年9月26日(金)から「パブリックアフェアーズプロフェッショナル養成講座(アドバンストコース)」を開講します。
この講座は、全6回にわたるプログラムで、政策提言を成功させるための「型」を学ぶことができる実践型のカリキュラムです。各講義とグループワークを通じて、政策渉外活動を次のレベルへと引き上げるための知識を体系的に得ていきます。
プログラムの特徴
講座の中核をなすのは「3つのツール」です。このツールを習得することで、実務に即した計画立案が可能になります。以下に、それぞれのツールの概要を説明します。
1. 戦略シート:活動の「羅針盤」
政策提言の背後にある論理を整理し、活動全体の見通しと根底部分を可視化するものです。これにより、一貫性のある戦略の立案が可能となります。
2. ステークホルダー(SH)マップ:関与すべき人物を特定する
重要なステークホルダーを洗い出し、その関係性を整理します。これにより、誰に何をアプローチすべきか優先順位を明確にすることができます。
3. アウトリーチプラン:具体的行動計画
「誰に」「何を」「いつまでに」という具体的な行動計画を作成します。このプランに基づいて、スムーズに具体的なアクションを起こすことが可能になります。
受講についての情報
講座への参加をお考えの方は、早めの申し込みをお勧めします。お申し込みの締切は9月19日。既に多くの意識の高い受講者が申し込みを済ませており、多様なバックグラウンドを持つ受講生同士のネットワーキングも講座の魅力の一つです。
講座のスケジュール
以下は、講座全体の具体的なスケジュールです:
- - 第1回(9月26日):基礎的な構成要素に関する講義
- - 第2回(10月7日):行政内部の政策立案メカニズム
- - 第3回(10月23日):EBPMと政策形成
- - 第4回(11月7日):国会議員とのコミュニケーション
- - 第5回(11月19日):グループワーク
- - 第6回(12月4日):最終発表
各講義は対面とオンラインの組み合わせで実施されます。受講料は65,000円(税込)で、定員は約20名ですが、希望者が多数の場合は抽選となります。
最後に
この講座では、パブリックアフェアーズを深く学びたい方や新たなビジネスの創出を担当されている方にとって、大変有意義な時間を提供します。詳細や申し込みは、一般社団法人日本パブリックアフェアーズ協会の公式サイトにて確認ください。