株式会社COMPASSが開発した学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、宮崎県日之影町の町立中学校に正式採用され、2024年度より利用が開始されました。
日之影町は、「確かな学力を育む教育の推進」を教育施策の一つとして掲げ、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」と「基礎基本の定着」を目指しています。
今回、町立中学校1校(中学1年生~中学3年生)の約80人の生徒に「キュビナ」が正式採用され、指導の一環として利用されることになりました。
導入の決め手となったのは、「キュビナ」が生徒一人ひとりの学習進度や個性に合わせた、AIを活用した個別最適な学びを提供できる点です。
日之影町では、「キュビナ」を活用することで、生徒が自分のペースで学びを深め、理解度を高められることを期待しています。また、「キュビナマネージャー」による教職員の業務効率化や、家庭学習での活用にも期待を寄せています。
COMPASSは、「キュビナ」の提供を通して、すべての子どもたちに「個別最適な学び」を届けることを目指し、今後も公教育へのICT普及に貢献していくとしています。
「キュビナ」は、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材です。2021年には小学校・中学校の5教科対応版がリリースされ、2022年9月には学習eポータルとの連携を開始しました。2023年11月以降は、文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」を続々とリリースしており、教科書と教材をシームレスに接続することで、子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤の構築を目指しています。