移住カフェ「temusubi」の魅力
2023年、東京のスカイツリーのすぐそばに、移住を考えている人々のための新しい拠点「temusubi」がオープンしました。このカフェは、東京と全国各地の地域を結ぶ架け橋としての役割を果たすことを目指しています。
地方移住のニーズに応える場所
政府の調査によると、東京に住む多くの人が地方移住を希望していることが明らかになっており、その割合は40%に達します。しかし、実際に移住を検討する際には、個々の地域を体験したり、リアルな情報を収集することが課題となっています。このような問題を解決するために開設されたのが「temusubi」です。
このカフェは、各地方の伝統文化、食、暮らしを体験できる施設として、訪れる人にその地域の魅力を直接感じてもらえるように設計されています。また、地域を知り、さらに移住の際の選択肢を広げるための場とされています。
カフェの特徴
「temusubi」には、地域を感じるための3つのこだわりがあります。
1. 地域を感じられる空間づくり
カフェの内部は、リアルな地域の文化を取り入れた装飾が施されています。これにより、訪れた人々はまるでその地域に足を運んだかのような感覚を味わえます。
2. 食文化を「おむすび」で表現
「temusubi」では、各地域の新鮮な食材を使った「おむすび」を提供しています。価格は200円から350円(税込)で、米や具材に地元の特産品を取り入れています。これは、その地域の食文化をコンパクトに表現した一品です。また、地元の伝統工芸品を使用した食器も魅力の一つです。
3. リアルな生活情報の提供
移住を考えている人々のために、家賃相場、交通アクセス、行政の支援策など現実的な情報を揃えています。さらに、地域の生活習慣や行事、文化についても詳しく案内しており、実際にその地域で生活している人々の声も紹介しています。運営元の株式会社WHEREは、特定の場所にとらわれず、各地域を旅しながら情報を集めています。
第1回目の開催地域
「temusubi」では、オープンの第1回として山梨県富士吉田市に焦点を当てています。富士山の麓で、豊富な水と新鮮な食材に恵まれたこの地域の魅力を、カフェを通じて感じることができます。
- - 日時: 2017年3月22日(水)〜4月下旬
- - 営業時間: 11時30分〜16時30分(火・水曜日定休)
- - 提供メニュー:
- おむすび(250円〜): 富山県の自然農法で栽培された米、山梨県の特産品を使ったおかずなど。
- 吉田のむすぶうどん(400円)
- 地域特選日本酒(800円〜)
- 文化展示と映像展示、手織りのストールの展示・販売。
「temusubi」は今後も全国各地の魅力を発信していく予定で、移住希望者にはぴったりの場所です。地域の情報を体感し、移住を真剣に考えるための第一歩として、多くの人々に利用してもらいたいと思います。
会社情報
会社名: 株式会社WHERE
設立: 2015年10月21日
所在地: 東京都墨田区1-35-8
代表取締役社長: 平林和樹
HP:
http://whereapp.io
移住カフェ「temusubi」:
http://whereapp.io/temusubi
「temusubi」で新たな地域の魅力を発見し、移住を考えるきっかけをつかんでみてはいかがでしょうか。