小紅書が魅力的な中国市場を開く
12月4日、東京のENGAWA株式会社のオフィスにて、AnyMind Groupと共に、「中国市場最新トレンドと活用事例を知る」というテーマのセミナーが開催されました。依然として続く訪日観光客の増加や、中国市場における日本ブランドへの高まる関心に応え、充実した内容が提供されました。
このセミナーでは、小紅書(RED)が注目のSNSプラットフォームである理由と、それを活用した海外進出の戦略が詳しく説明されました。REDは、月間アクティブユーザーがなんと3億人を超える巨大な市場で、その中でも特にZ世代や女性ユーザーが多いのが特徴です。彼らはREDを単なるSNSとしてだけでなく、情報検索の手段としても利用しており、共感や共有に対しても積極的です。
中国市場のトレンド
セミナーで語られた中国における市場トレンドとしては、海外旅行関連の需要が急増している点が挙げられます。2024年には「海外旅行」に関連する検索数が前年同期比で約82%の成長を見込んでおり、特に日本への訪問旅行に興味を持つユーザーが急激に増加しています。このようなデータは、訪日旅行が関心を集め続けていることを示しており、今後の成長も期待できるでしょう。
日本を旅行先として選ぶユーザー層についても注目が集まり、彼らは若年層で消費力が高く、質の高い生活を追求する傾向があります。これにより、日本のブランドにとっては、REDが中国市場における認知度向上やファン拡大のための重要なプラットフォームとして注目されています。
REDでの展開事例
セミナーではまた、REDにおける多彩な商品群やサービスの紹介がありました。RED内では100種類以上の業界が取り上げられており、20万点以上の商品の掲載があるため、高級ブランドから新興ブランド、さらにはライフスタイルブランドまで、さまざまなブランドが在籍しています。特にアプリ内での検索や推奨で高い注目を受けることで、それぞれのブランドの存在感を増すことができるのです。
AnyMind Groupからの支援
AnyMind Groupは、これまでの中華圏でのマーケティング支援の経験やノウハウを駆使し、中国市場への進出を目指す日本企業への幅広い支援を提供しています。特に、彼らのインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を利用し、REDとの連携を強化する予定です。このような連携が進むことで、より多くの日本ブランドが中国市場での成功を収めるチャンスを得られると期待されています。
小紅書(RED)とは
小紅書は、ライフスタイルに特化したEC機能を備えたSNSプラットフォームで、日常生活の中での商品の発見やサービス体験をシェアする場として多くの人気を集めています。
REDの詳細はこちらから確認できます:
小紅書公式サイト
このセミナーを通じて、日本企業が中国市場に進出する際の具体的な戦略や成功事例を学ぶ貴重な機会となりました。今後も、日本ブランドの中国市場への進出がますます進むことが期待されます。