不動産デベロッパーの霞ヶ関キャピタルと、複合施設のプロデュースを手掛けるソルト・グループが、新たなプロジェクトでタッグを組むことが明らかになった。両社は、2025年夏以降に香川県小豆島に開業予定のオーシャンフロントホテル「FAV LUX 小豆島」において、共同で事業を進める。
「FAV LUX 小豆島」は、霞ヶ関キャピタルが開発するホテルで、瀬戸内海の美しい自然に囲まれた小豆島に誕生する。ホテルは、多様な観光地が点在するエリアに位置し、目の前に広がるオーシャンビューを楽しむことができる。
一方、ソルト・グループは、千葉県勝浦市で展開するスパ&レストラン「edén」の2号店を「FAV LUX 小豆島」にオープンする。2階に位置するスパエリアでは、瀬戸内海を一望できるインフィニティプールやサウナを完備。さらに、異なる温度の水風呂やガッシングシャワーも用意され、サウナ愛好家も満足できる空間を提供する。併設された屋外ラウンジスペースでは、クラフトビールやスパークリングワインを味わうことができる。
「edén」は、2022年7月に千葉県勝浦市に誕生した、サウナ併設のサーマルスプリングスパ(天然温泉スパ)、レストラン、ショップを併設した複合施設だ。勝浦店のコンセプトである「どこにもないはずの楽園」を継承し、小豆島でも、自然と一体になれる癒やしの空間を提供していく。
「FAV LUX 小豆島」の客室は、モダンなデザインとウッドトーンの家具が調和し、大きな窓から豊かな自然と瀬戸内海を望むことができる。全室にプライベートバルコニーが設置され、開放的な空間で過ごすことができる。館内には、スパ、カフェラウンジ、バースペース、スーベニアショップなどが展開される予定だ。
「FAV LUX」ブランドは、「みんないれば、もっと楽しい。」というタグラインを掲げ、グループステイに最適なホテルとして知られている。今回の「FAV LUX 小豆島」では、館内施設やアメニティが充実し、よりハイクラスな宿泊体験を提供する。自動チェックイン機によるスムーズなチェックイン・アウト、キッチンや洗濯機、冷蔵庫、大画面テレビなどを備えた広々とした客室、シモンズ社製のベッドなど、快適な滞在をサポートする設備が整っている。中長期滞在やワーケーションにも最適なホテルとして、多くの旅行者やワーカーを迎え入れる準備を進めている。
「FAV LUX 小豆島」は、2025年夏から秋にかけて開業予定。小豆島を訪れる新たな観光拠点として、注目を集めている。