新たなエンタメの拠点『シアターH』が大井競馬場前にオープン

新劇場『シアターH』の誕生

2024年6月、東京都品川区勝島に新たな劇場『シアターH』がオープンします。この劇場は、昨今のコロナ禍においてもエンターテイメントの重要性が広く認識されつつある中で、慢性的な劇場不足の問題を解決することを目指して設立されます。

シアターHの設立背景

株式会社シアターHは、演劇やミュージカルを中心としたライブエンターテイメントを提供することに力を入れています。演劇業界は、この数年間で多くの課題に直面してきましたが、シアターHは新たな劇場としてその需要に応えようとしています。これまでのエンターテイメントに対する理解を深め、大井競馬場第3駐車場跡地の開発にあたり、東京都競馬株式会社と協力して進めてきた結果、開設が決定しました。

劇場の概要

新しい『シアターH』は、鉄骨造の地上4階建てであり、延床面積は約3,800㎡。747席を持ち、プロセニアム形式のステージが設置されます。1階には589席、2階には158席の座席が用意される予定です。また、トイレや楽屋などの付帯設備も充実しており、観客や出演者にとって快適な空間が確保されています。

デザインと機能性

劇場の外観と内部については、イメージパースが公開されており、華やかで快適なデザインが期待されています。ホワイエや客席化粧室も十分に配置されており、すべての来場者が心地よく過ごせる環境づくりがなされています。

今後の予定と期待

シアターHは、開業後に様々な演劇やミュージカルの公演が行われる予定です。具体的な公演情報は順次発表される見込みで、今から多くのファンがその動向を楽しみにしています。代表取締役会長の中山晴喜氏も、ここが新たなエンターテイメントの発信基地として多くの名作が生まれることを願っています。

会社情報

シアターHを運営する株式会社シアターHは2023年に設立され、その設立の背景にはエンタメ業界の発展に対する強い思いが込められています。演劇だけでなく、コンサートやイベント企画等、多岐にわたる業務を通じて、業界全体を盛り上げる役割を果たすことでしょう。

来年のオープンに向けて、大井競馬場前の新劇場『シアターH』は、エンターテイメントの新たな中心地として期待されています。