板橋区が中小企業と若手人材をつなぐ!「若手人材確保支援事業」始動
東京都板橋区は、区内中小企業が抱える人材確保の課題解決を支援するため、今年度から新たな取り組みとして「若手人材確保支援事業」を開始しました。
この事業は、大学等の教育機関との連携を軸に、若手人材にとって魅力的な雇用機会を提供することを目指しています。具体的な取り組みとしては、学内での合同説明会、オンライン合同企業説明会、そして採用支援サービスなどが挙げられます。
学内合同説明会で企業と学生をつなぐ
今年7月には、東京家政大学と淑徳大学で合同企業説明会が開催されました。説明会では、板橋区から推薦された企業が参加し、自社の魅力や仕事内容について学生たちにアピールしました。
参加した学生からは、「様々な職種の話を聞くことができてよかった」「応募したいと思える企業が見つかりました」といったポジティブな声が聞かれました。
今後は、職業能力開発センターでも同様のイベントを開催予定です。
オンライン合同説明会で距離を超えて
9月と来年1月には、オンライン合同企業説明会「~私にあった会社・仕事がきっと見つかる!~板橋区おしごと応援フェア」が開催されます。このイベントでは、参加企業に対して、会社の魅力を効果的に伝えるためのアドバイスや採用ツールの見直し、職場見学会の設計支援などのサポートを提供します。
地域の活性化へ繋がる取り組み
板橋区は、教育機関との連携強化やオンラインイベントの開催を通して、区内中小企業と若手人材の出会いの場を積極的に創出していく予定です。
この取り組みは、人材不足に悩む中小企業の支援だけでなく、若い世代が地元で活躍できる環境づくりにも大きく貢献すると期待されています。