愛月ひかる主演のClassic Movie Reading Vol.4『東京物語』
2025年2月、Classic Movie Readingシリーズの第4弾として、小津安二郎監督の名作『東京物語』が舞台化されます。この度、愛月ひかるを主演に迎え、実力派キャストたちが集結しました。演出を手がけるのは野坂実、脚本は鈴木智晴が担当。日本映画の巨匠・小津の作品が、令和の世代に新たな息吹を吹き込まれます。
キービジュアル & コメント動画公開
『東京物語』のキービジュアルや出演者のビジュアルが解禁され、さらにコメント動画も公式サイトで公開されています。愛月はこの舞台への意気込みを語り、作品に込める思いを伝えています。ぜひ公式サイトを訪れてチェックしてみてください。
『東京物語』の魅力
『東京物語』は、戦後日本の家族生活の変化と、その崩壊を描いた不朽の名作です。人生の深淵や悲哀を見事に表現しており、小津の代表的作品として広く認知されています。家族同士の心の距離や、年老いた親が成長した子供たちを訪ねることで描かれる親子の情愛には、多くの人が共感を覚えることでしょう。
この作品は、公開から60年を経た後の2012年には、英国映画協会によって「映画監督が選ぶ史上最高の映画」の第1位に選ばれるほど、多くの人々の心に残る作品です。
あらすじ
戦後すぐの復興期、尾道の静かな海辺に住む老夫婦・周吉ととみは、久しぶりに東京へと向かいます。二十年ぶりに子供たちの顔を見るための上京は、最初は暖かく迎えられますが、彼らの多忙な生活が影を落とし、親たちが不当に扱われる姿が描かれます。
長男・幸一や長女・志げの冷たい態度を受けて、周吉ととみは寂しさを抱える中、戦死した次男の妻・紀子がその二人を気遣い、東京観光に連れていきます。血の繋がりがない義理の娘の優しさに触れ、彼らは感謝の気持ちを抱くことに。さらに、帰路では思いがけない形で子供たちとも交流する機会が訪れます。
公演概要
- - タイトル: Classic Movie Reading Vol.4「東京物語」
- - 演出: 野坂実
- - 脚本: 鈴木智晴
- - 出演:
- 愛月ひかる
- 中尾隆聖
- 白石珠江(劇団民藝)
- 斉藤レイ
- 平田裕香
- 広瀬登紀江
- 馬場良馬
- 内海光司
- - 公演日程: 2025年2月5日(水)~9日(日)
- - 会場: 三越劇場(東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館6階)
- - チケット: 前売・当日9,900円(全席指定・税込)
公式サイトやSNSでの最新情報も要チェックです!
最後に
愛月ひかるがどのように『東京物語』を演じ、観客に感動を与えるのか、今から楽しみです。この新たな舞台が、再び映画の名作を生き返らせることを期待しています。ぜひ、劇場でその目に触れてください!