CS-CとFun Japanが進める台湾向け飲食店プロモーションの新展開

CS-CとFun Japan Communicationsが行う新たな取り組み

2011年に設立された株式会社CS-Cは、ローカルビジネスのDXを推進する企業です。同社は、インバウンド客向けに日本の魅力を広めるため、台湾市場をターゲットにした飲食プロモーションを開始しました。このプロモーションは、株式会社Fun Japan Communicationsとの協業によって実現しました。

JAPAN FOOD GUIDEの役割

CS-Cが手がける「JAPAN FOOD GUIDE」は、海外からの訪問者を対象として、食体験の予約を支援するプラットフォームです。2024年4月に正式に立ち上げられるこのサービスは、飲食店や食体験事業者のノーショー対策や多言語対応を行うことに特化しています。これにより、訪日者が日本の食文化を実際に体験できる機会を増やしていく予定です。

台湾市場の重要性

台湾は、日本への観光として非常に人気が高い国の一つです。消費者の嗜好が「物を買う」ことから「経験を楽しむ」方向にシフトしている今、特にアジアの旅行者たちは、日本独自の文化や体験を求める傾向があります。これを踏まえ、CS-Cは、台湾の人気インフルエンサーと協力し、日本の食文化の魅力を直接伝えるコンテンツを制作しました。

インフルエンサーとのコラボレーション

今回のプロモーションでは、台湾のグルメ系インフルエンサーを招き、「寿司づくり体験」を通じて日本の食文化を深く理解してもらいました。インフルエンサーは、体験の様子を自身のSNSでシェアし、またFun Japan Communicationsの取材チームが密着取材を行い、その内容が「FUN! JAPAN」と「FUN JAPAN Facebook」で発信されました。

このように、日本の食文化を深く紹介するコンテンツは、特に台湾のユーザーに向けられており、消費者の訪日欲を高める狙いがあります。