ソニーが挑むデザインの新境地!
2025年10月31日から11月9日まで、東京で開催される「Industrial Romanticism」展に、ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターが出展します。この展覧会は、日本を代表する企業のインハウスデザイナーたちが集まり、普段は見ることができない仕様書やプロトタイプを一般公開します。
Industrial Romanticism展の概要
「Industrial Romanticism」展は、通常のビジネスシーンでは目にすることのないインハウスデザイナーたちの苦労や情熱を示す格好の舞台です。本展には、キヤノン、パナソニック、富士通など7社から15名のデザイナーが参加し、それぞれが持つ独自の夢やビジョンを「ロマン」として表現しています。
ソニーが誇るプロトタイプ
ソニーのデザイナーたちは、特に「ゲーミング」をテーマにした新しいプロトタイプを発表します。その一つが、カスタマイズ可能なゲーミングキーボードとゲーミングマウスです。これらは、ゲームプレイヤーが自分のスタイルに合わせて自由に設定できるように設計されています。これらの展示を通じて、ゲーミングの未来の可能性を探求しています。
デザインの背景とロマン
展覧会のタイトルである“Romanticism(ロマン主義)”は、社会的な常識や合理主義に対する反発として、人間の感情や感性を重視する芸術運動に由来します。未来を見る視点は、社会がもたらす技術進化によるものではなく、個々のデザイナーが抱える「純粋な夢」の集合体といえるでしょう。
展示内容詳細
会場はアクシスギャラリー(東京都港区六本木)で、入場は無料。会期中は多くの来場者が予想され、特に最終日の17時まで展示が行われていることを考えると、時間に余裕を持っての訪問が望ましいです。
多彩な協力者
また、展示には株式会社博展やdesegno ltd.、荒川技研工業などが協力しており、デザインや空間美に関しても注目が集まります。特にグラフィックデザインは谷内晴彦氏によるもので、トータルなビジュアルデザインが期待されています。
未来のデザインへの挑戦
ソニーがこのような展示を行う背景には、設立以来、デザインの重要性を認識してきた歴史があります。1961年に創立されたクリエイティブセンターは、プロダクトデザインだけでなく、エンターテイメントや金融、モビリティなど多岐にわたる分野におけるデザインに関与。これからの豊かなライフスタイルを築くための新しい価値を創造するため、クリエイティブな挑戦を続けています。
この「Industrial Romanticism」展では、単なるデザインの展示にとどまらず、多くのデザイナーたちがどのようにして夢を具現化しているのか、そのプロセスを知る絶好の機会となります。あなたもぜひ参加して、新しい視点を得てみてはいかがでしょうか?