#東ティモール #ケア・インターナショナル ジャパン #ラファエック

9月8日は、国際連合教育科学文化機関（UNESCO）が制定した「国際識字デー」です。日本では、ほとんどの人が文字を読んだり書いたりできますが、世界にはそうではない国もたくさんあります。

ケア・インターナショナル ジャパンは、長年、アジアで最も貧しい国のひとつである東ティモールで、子どもたちの学習を支援する活動を行っています。その活動のひとつが、学習雑誌「ラファエック」の制作と配布です。

「ラファエック」は、テトゥン語で「ワニ」という意味で、東ティモールではワニは神聖な生き物として大切にされています。この雑誌は、子ども向け、教師向け、成人向けと、様々な種類があり、東ティモールで働くスタッフが企画・制作し、全国に配布されています。

「ラファエック」は、東ティモールの子どもたちの学びを支える大切な存在です。読み書き計算の習得を目的に、図や絵をふんだんに使って、楽しく分かりやすくまとめられており、東ティモール全13県のすべての保育所や小学校で配布されています。教師向けは、教室での補助教材としての「ラファエック」活用方法や、授業運営の仕方などについて詳しく書かれています。成人向けは、主に情報に乏しい農村地域の人々に配布され、農業の知識、家計管理、栄養、料理、病気と健康管理に関する情報など、生活の知恵が幅広く紹介されています。

「ラファエック」は、東ティモールの子供たちの学習意欲を高め、未来を明るくする希望の光となっています。

CAREは、1945年から100か国以上で人道支援活動を実施してきた世界最大級の国際協力NGOです。現在、9,300人のスタッフが、100か国以上において年間6,300万人に対し、自立のための支援を行っています。

ケア・インターナショナル ジャパンは、CAREの一員として、1987年5月に設立されました。災害時の緊急・復興支援や「女性や女子」の自立支援を通して貧困のない社会を目指しています。

東ティモールの子どもたちの学習環境改善のため、ぜひ「ラファエック」への寄付をお願いいたします。

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