新たに法人向け機能を追加した話し方解析アプリ「steach®」の魅力

法人向け話し方解析アプリ「steach®」の新機能発表

企業向けの教育研修や若者の就職支援を行う株式会社ジェイックが、同社の子会社である株式会社エフィシエントと共同開発した話し方解析アプリ「steach®」の法人向けサービスを開始しました。この新サービスは、企業の人材育成に役立つさまざまな機能を備えています。

steach®とは？

「steach®」は、ユーザーの音声と動画を分析することで、様々な話し方のスキルを評価します。具体的には、声の大きさ、伝わりやすさ、話すスピード、自信、ボディランゲージ、笑顔の6つの指標を用いて、ユーザーの話し方を客観的に評価できます。元々、2022年5月から面接練習用アプリとしてリリースされ、個人ユーザーからも多くの支持を得てきました。

法人向けサービスの特徴

新たに提供が開始された法人向けサービスでは、これまでの面接練習機能をカスタマイズすることが可能になりました。企業が特定の状況やニーズに合わせた独自の設問を設定し、実践的な練習が行えます。例えば、以下のようなシーンでの練習が考えられます。

- 商談時の会社および事業紹介
- 接客シーンでのサービス紹介
- 電話でのアポイントメントトーク練習
- 新入社員向けビジネスコミュニケーション
- プレゼンテーション準備

課題の解決

対人コミュニケーションは練習とフィードバックが重要ですが、従来の方法では多くの工数がかかるのが実情です。「steach®」を活用することで、企業はロールプレイングの相手やスケジューリングの問題を解消し、質の高いフィードバックを効率的に提供できるのです。AIによる評価は客観的であり、ユーザーは自身のパフォーマンスを正確に把握できます。

さらに、企業の管理者はユーザーの練習動画や評価結果を確認できるため、効果的なフィードバックが可能になります。この仕組みによって、時間的なリソースを大幅に節約できると同時に、教育の質を高めることができるのです。

豊富なデータに基づく精度向上

「steach®」はすでに22万件以上の対話データを蓄積しており、その技術は面接練習だけでなくさまざまな場面に応用できるものです。また、株式会社ユーキャンとの共同開発により、話し方トレーニングアプリ「Speech Trainer」も製作されており、自己学習の一環としても活用されています。

今後の展望

株式会社ジェイックの執行役員・古庄氏は、AIの力を借りた高品質なフィードバックによって、企業内のコミュニケーションスキル向上が実現できると語っています。また、株式会社エフィシエントの社長・脇坂氏は、今後もビジネス向けの機能強化を進めていく意向を示しています。企業向けアプリとしての「steach®」は、自社に必要な研修内容に応じてカスタマイズが可能で、興味を持たれる方は問い合わせフォームにて詳細を確認できます。