ルネッサンス歌劇『ハプスブルク帝国の路』が新たに上演決定

新作朗読公演『ハプスブルク帝国の路』が上演決定

2025年8月29日から31日まで、東京の西麻布に位置する霞町音楽堂で新たな朗読公演『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』が開催されることが決定しました。この公演は、宝塚歌劇団の元トップ娘役である彩乃かなみさんが朗読を担当し、古楽アンサンブル「ソフィオ・アルモニコ」による生演奏が融合する、まさに歴史と音楽が交わる舞台です。

物語の舞台は15世紀末のヨーロッパ。政略結婚を通じて結びついたブルゴーニュ公女マリーと、後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世との愛の物語が描かれます。二人の情熱的な出会いや、結婚を経て形成されるハプスブルク帝国の足跡を、古楽器の美しい音色と優雅な朗読で表現します。

古楽アンサンブルソフィオ・アルモニコ

「ソフィオ・アルモニコ」は、古楽器を用いてルネサンス音楽を忠実に再現するフルートアンサンブルです。歌手の望月万里亜さんやリュート奏者のルネ・ジェニス＝フォルジャさんも参加し、観客に500年前の音楽の魅力を届けることを目的としています。「古楽×朗読劇」という新しい形の舞台体験を通じて、時代を超えた音楽の移ろいを感じていただけるでしょう。

公演内容とキャスト

公演は全5回にわたり、各回の詳細は以下のとおりです。

- 8月29日（金） 18:00開場／18:30開演
- 8月30日（土） 12:00開場／12:30開演 & 16:30開場／17:00開演
- 8月31日（日） 12:00開場／12:30開演 & 16:30開場／17:00開演

出演者としては、彩乃かなみさんのほか、古楽器演奏においては「ソフィオ・アルモニコ」のメンバーが登場します。彼らは、古楽器の魅力を引き出し、舞台上での臨場感を与えるために演奏に勤しみます。加えて、マクスとマリーの物語を鮮やかに彩るセットや衣装も期待され、観る者をこの時代へと誘うことでしょう。

お申し込み情報

チケットは全席指定で8,000円、各公演ごとに人数制限があるため、事前予約が推奨されています。未就学児の入場は不可です。先行発売は、彩乃かなみさんのオンラインコミュニティや霞町音楽堂のWebサイトから行われます。一般販売は、各種サイトでのチケット販売が予定されています。この貴重な機会をお見逃しなく。

この公演は、古楽の音色に包まれた贅沢な時間を提供し、観客にとって忘れられない体験になること間違いなしです。どうぞ歴史の中の愛と運命を、古楽の響きに合わせて存分に堪能してください。