freee人事労務が新機能を発表
フリー株式会社が提供する「freee人事労務」は、2025年版の年末調整機能を新たに開始しました。この新機能は、令和7年度の税制改正に完全対応し、「年末調整を、もっと『安心』で『ラク』に。」というテーマに基づいています。特に、基礎控除の引き上げや給与所得控除の改定、特定親族特別控除の新設など、多岐にわたる変化に対応することが求められています。
完全ペーパーレス化による利便性向上
「freee人事労務」は、年末調整関連の各種書類の新様式にも対応しており、ユーザーは従来通りの情報入力だけで自動計算を実現できます。このアプローチによって、特に複雑な税制改正にも対応しやすくなりました。
画期的なAI年末調整機能
新たに導入された「AI年末調整」は、従業員が提出する必要書類を簡単にアップロードできる機能を提供します。この機能では、勤労学生控除や生命保険料控除、住宅ローン控除などのための書類を撮影し、アップロードするだけで、AI OCR技術が内容を自動的に読み取ります。これにより、従業員は提出前にミスを見つけやすくなり、人事労務担当者の負担も軽減されます。
添付画像設定機能と自動リマインド
また、新機能として、従業員が年末調整の際に必要な書類の添付に関して、「必須」「任意」の設定が可能になります。これにより、書類の提出漏れが事前に防ぐことができ、人事労務担当者と従業員の間の差し戻しなどのやり取りを削減します。
さらに、タスクの自動リマインド機能も実装されており、入力依頼を送信すると自動でタスクが作成されます。これにより、経営者や人事担当者は従業員に何度も依頼する手間が省かれ、円滑な業務運営が可能になります。
完全ペーパーレスの実現
電子的な控除証明書(XMLファイル)にも対応しており、地震保険料控除や小規模企業共済掛金控除など、紙の書類が不要となります。特に去年導入された生命保険料控除に続き、今年は団体保険にも対応しました。こうして、人事労務担当者と従業員双方がこれまで以上に簡単に年末調整の手続きを終えることができます。
経営者や担当者に役立つ情報を提供
freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」という使命を掲げ、経営層から現場まで役立つさまざまなサービスを展開しています。公式サイトでは、経営に役立つバックオフィスの基礎知識や最新の求人情報なども公開されています。これにより、幅広いビジネスニーズに応えていく姿勢を見せています。
フリー株式会社は、今後も「マジ価値」の提供を続けることで、全てのビジネスに対してより良いプラットフォームを実現していくことでしょう。