HACCP市場革命
2020-03-26 12:01:07
株式会社カミナシとタイムマシーンが業務提携、HACCP市場に革新をもたらす
株式会社カミナシとタイムマシーンの業務提携
株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区、代表取締役:諸岡裕人)は、タイムマシーン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:前田一樹)との業務提携を発表しました。この提携により、両社は今後のHACCPの普及に向けて、互いの技術を結集し、より強力なソリューションを提供することを目指しています。
HACCP市場のニーズに応えるために
HACCP(危害分析重要管理点)に関する法規制は2020年6月の改正食品衛生法の施行により強化されました。それに伴い、食品業界における安全性の確保と品質管理がますます重要視されています。カミナシが開発したプラットフォーム「KAMINASHI」と、タイムマシーンが提供するIoT技術を駆使した「ACALA」が連携することで、安全・安心な食品製造を実現する道が開けます。
KAMINASHIは業務用の健康チェックや記録表、清掃状況などをデジタルで管理することができ、すでに航空業界など厳しい基準を求められる現場でも活用されています。これにより、従業員の負担を軽減しつつ、品質管理の精度を向上させることが可能です。
IoTによる効率的な温度管理
タイムマシーンが提供するACALAは冷蔵庫や冷凍庫の適切な温度管理を支援するシステムで、導入が簡単です。このシステムは、無線通信を利用して温度記録を行うため、工事不要で早急に運用を開始できるメリットがあります。すでに多くの商業、医療、製造分野において、温度の適正管理が求められる中で、その利便性が高く評価されています。
業務提携の意義
今回の提携は、両社が持つ異なる強みを融合させ、新しい価値を創出することを目的としています。カミナシの健康管理及び品質管理のプラットフォームと、タイムマシーンのIoT監視システムが一体となることで、全ての衛生管理記録を包括的にマネジメントすることができるようになります。これにより、手間のかかる帳票業務の自動化が進み、効率的な運営が支援されることでしょう。
ユーザーへの価値提供
株式会社カミナシの代表である諸岡氏は、「HACCPの重要性が高まっている中で、今後もIoTと連携した品質管理プラットフォームの構築を進めていく」と述べています。一方、タイムマシーンの前田氏も「顧客のニーズに応え、記録業務や温度管理をより効果的にサポートしていく」と強調しています。
まとめ
今後の食品衛生管理は、HACCPを含めた新しい規制に適合することが求められています。株式会社カミナシとタイムマシーンの業務提携により、これらのニーズに応じた革新的なソリューションが提供されることに期待が寄せられています。質の高い製品を扱う企業にとって、今回の提携は新たなステップとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カミナシ
- 住所
- 東京都千代田区神田鍛冶町3-7神田カドウチビル3F
- 電話番号
-
03-6206-0374