信州の怪談を深く知る一冊『長野怪談』が発売決定
長野県在住の著者、丸山政也が贈る『長野怪談』が、2026年5月29日に株式会社竹書房から発売されることが発表されました。信州各地の様々な怪異や不思議な現象をテーマにしたこの本は、信州の深い歴史と文化が反映された、いわば裏ガイドブックとも言える一冊です。
信州のさまざまな怪談とは?
信州の地は、その独特な地形や気候により伝説や怪談が生まれるのに最適な場所です。本書では、松本市の松本城堀に浮かぶ恐ろしい女の顔「堀の顔」や、長野市で恋人と共に遭遇した怪異「善光寺怪奇譚」、千曲市の開かずの間から覗く老婆の目「憐れむ目」など、信州全域に広がる恐怖の物語が収められています。
開かずの間の老婆や諏訪湖畔に現れる彼岸の客人、不気味な石仏などの数々の怪談は、単なる物語にとどまらず、その土地に根付いた文化や伝説を通じて、私たちに深いメッセージを送ってきます。
代表的な怪談の紹介
本書に収められた代表的な怪談をいくつか紹介します。
- - 「堀の顔」:松本城の堀に浮かぶ女性の顔。訪れた人に不吉な前兆を告げる存在として語り継がれています。
- - 「善光寺怪奇譚」:長野市の善光寺で、恋人と共に遭遇した怪異の恐怖が描かれています。
- - 「憐れむ目」:千曲市の開かずの間から覗く老婆は、地域の恐怖の象徴とも言える存在です。
- - 「濡れた紙幣」:諏訪市に現れる不気味な現象は、私たちを異界の世界へと誘うような恐怖感を与えます。
限定特典情報
本書の発売を記念して、特典ペーパーも用意されています。トップカルチャー蔦屋書店では「岩を背負う男児」、平安堂では「谷底」の限定特典ペーパーが配布され、各書店ごとに異なる短編が楽しめます。これらの特典は、一部店舗を除き、在庫が無くなり次第終了となりますので、早めのチェックが必要です。
著者の思い
著者の丸山政也氏は、長野県において「長野」という言葉が県都である長野市だけを指して使われがちであり、県全体を表す際には「信州」という呼称が好まれるとのこと。それに伴い、本書は特定の地域に偏ることなく、信州全域を網羅した怪談集を作成することを目指しました。これは信州観光の裏ガイドブックとしての役割も果たしています。
書誌情報と今後の展望
『長野怪談』は、文庫版で224ページ、予価は750円(税別)となっています。信州の文化や歴史を語るこの一冊が、どのように読者に受け入れられるのか非常に楽しみです。今後も怪談の世界に触れる機会が増えることを願っています。
興味のある方は、ぜひ手に取って不思議な信州の世界に浸ってみてください。