アリス、リンクとパートナー契約を締結
2020年7月13日、株式会社アリスが株式会社リンクとパートナーシップを結び、Webアプリケーションファイアーウォール(WAF)のSaaS型サービス「CloudCoffer on Cloud」の提供を発表しました。この新たなサービスは、リンクのベアメタルクラウドを基盤として利用されます。
CloudCofferとは
CloudCofferは、カーネギーメロン大学CyLabの先端的なAI技術を活用して開発された製品で、サイバー攻撃をスムーズに検知し遮断する能力を持っています。ただし、従来のセキュリティ技術であるシグネチャマッチングに依存することはなく、代わりに16万か所におよぶハニーポットから得た膨大なデータを利用しています。また、200人以上のホワイトハッカーが監視するこのAIエンジンは、トラフィックをリアルタイムで解析することで、より精度の高い攻撃検出を実現します。
サービスの利点
CloudCoffer on Cloudの導入により、ユーザーはその高い検知精度を享受しつつ、SaaS型サービスとして手軽に、かつ安価に利用できるという点が大きな魅力です。特にエンタープライズ系の企業や、スピード感を重視するWebサービスにとっては、導入のハードルが低くなることでしょう。
リンクのベアメタルクラウド
リンクが提供するベアメタルクラウドは、クラウドサービスの機動性と物理サーバの安定性という二つの特性を兼ね備えています。そのため、高性能かつ信頼性の高いサーバーを必要とする多様なビジネスニーズに応えることが可能です。また、スピードが求められるWebサービスだけでなく、品質重視の企業にも適したサービスです。
まとめ
アリスとリンクの提携により、CloudCoffer on Cloudという新たなセキュリティサービスが誕生しました。これにより、クライアントは手軽に高いレベルのサイバーセキュリティを手に入れることができ、Webサイトの安全性をさらに向上させることが期待されます。パートナーシップのさらなる進展が楽しみです。
サービスに関する詳細やサポートは、
株式会社アリスの公式サイトや
リンクの公式サイトを参照してください。ユーザーのニーズに合わせたセキュリティ対策がこれからのビジネスにおいてますます重要となるでしょう。