リスト株式会社、新プロジェクト『MIRAI 図』発足
リスト株式会社が新たに立ち上げたプロジェクト『MIRAI 図』は、女性社員を中心に構成されたチームで、「住まい」と「暮らし」に関する商品開発を手掛けます。このプロジェクトは、リストグループの女性社員と協力企業の女性社員、そして昭和女子大学の学生が参画し、多様な視点を持ったメンバーで結成されました。
プロジェクトの背景と目的
近年、政府は女性の活躍推進を重要な施策の一つと位置づけています。女性の就業率が過去最高の62%を超える中、結婚や出産の年齢も上昇し、共働き家庭が増加しています。こうした状況は、育児や家庭生活にも新たな役割の変化をもたらしています。
『MIRAI 図』は、これらの社会的な変化に応じて、女性の視点から「これからの暮らし」について考えることを目的としています。例えば、育児環境や働き方、住居内での家事、コミュニティの重要性など、多岐にわたるテーマに対して解決策を見出していきます。
運営体制と協力企業
本プロジェクトは、三つのユニットに分かれてそれぞれの領域での商品開発を行います。参画者は、リスト株式会社の女性社員を中心に、以下の五つの企業の女性社員が参加しています。
- - 株式会社A&A(広告業)
- - 東急グリーンシステム株式会社(造園業ほか)
- - 東京ガス株式会社(ガス関連業)
- - ニフティ株式会社(Webサービス業)
- - 株式会社LIXIL(建材・設備機器製造)
加えて、昭和女子大学の生活科学部からも指導教授が参加し、学生との連携が進められています。
プロジェクトの進捗と今後の予定
2014年8月に各ユニットからの第一回公開プレゼンテーションが行われ、9月から12月にかけて商品開発の具体化が進められます。そして、2015年2月には最終的な公開プレゼンテーションが実施され、開発した商品は2015年にリスト株式会社が供給する物件に採用される予定です。
これらの取り組みを通じて、女性の視点を重視した商品やサービスがどのような形で実現するのか、多くの期待が寄せられています。
まとめ
『MIRAI 図』は、女性の多様な視点を活かし、社会の変化に柔軟に対応する商品開発を行うことで、これからの生活環境をより良くしていこうとしています。リスト株式会社の新たな挑戦が、今後の暮らしの在り方にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。