ハノイ大学でスピーチ大会
2024-12-05 11:37:38

ハノイ大学で第15回NASICカップ日本語スピーチコンテストが開催

ハノイ大学でNASICカップ日本語スピーチコンテスト開催



2024年11月21日、ベトナムのハノイ大学にて「2024 NASICカップ日本語スピーチコンテスト」が盛大に行われました。このコンテストは、一般財団法人学生サポートセンターが主催し、東急不動産ホールディングス株式会社や株式会社学生情報センターの協力を得て実施されました。今回で15回目の開催となるこのイベントには、ベトナム人学生13名が参加し、「私にとって一番大切なこと(もの)」というテーマで日本語によるスピーチを披露しました。

スピーチコンテストの目的と背景


このコンテストは、学生サポートセンターの国際交流事業の一環として、日本語と日本文化への理解を深めることを目的としています。また、日本とベトナムの友好もさらに深めることを狙いとし、2007年からハノイの大学と協力して実施されています。今回も8大学から参加があり、各大学の予選を通じて選出された13名が本選に進みました。

審査基準と発表の様子


参加者たちは、日本語でのスピーチに対して語彙の使い方や発音、内容のオリジナリティーなどに加え、発表時の態度や時間管理能力も評価されました。コンテストは、学生サポートセンターの理事である𠮷野一樹氏の開会挨拶から始まり、ハノイ大学の副学長や在ベトナム日本国大使館の関係者が参加者へ向けて激励の言葉を贈りました。

スピーチでは、参加者が自身の思いを5分の持ち時間の中で情熱的に語りました。多くの学生が日本語の流暢さを誇り、審査員からの質問にも妙に発音を崩すことなく、見事に受け答えしていました。この光景は、日本における日本語教育の成果を示す素晴らしい瞬間でした。

結果と表彰


このコンテストでは、最優秀賞をハノイ国家大学外国語大学のドー・クアン・カイさんが受賞しました。また、優秀賞には4名(ハノイ大学のダオ・グエン・ハー・アインさん、ハノイ工科大学のチャン・ミン・ドゥックさん、FPT大学のゴー・ニャット・ミンさん、ハノイ大学のラー・ティ・カン・リーさん)が選ばれました。

さらに8名の努力賞も授与され、彼らは日本での「日本・ベトナム学生交流会」に招待される権利を得ることになりました。このようにして、互いの文化や言語を理解し合うための架け橋として、参加者たちは交流を深めました。

今後の展望


日本語スピーチコンテストは、学生たちにとって貴重な経験であり、日本文化への理解を深める素晴らしい機会でした。今後もこのような国際交流事業が続くことに期待が高まります。そして、日本語教育の重要性を再認識しつつ、在ベトナムの学生たちのさらなる成長を願っています。

学生サポートセンターは、引き続き国際的な視野を持つ人材育成に取り組んでいくでしょう。関連する詳細情報は、学生サポートセンターの公式サイトで確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社学生情報センター
住所
京都府京都市下京区烏丸通七条下ルニッセイ京都駅前ビル6F
電話番号
075-352-0033

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