福井県小浜市に新たな魅力を提供するリゾートプロジェクト始動
2025年9月2日、福井県小浜市で新たなリゾートプロジェクトがスタートします。このプロジェクトは、福井県と小浜市が協力し、国内外からの観光客を呼び寄せることを目的とした「若狭湾プレミアムリゾート構想」に基づいています。企画開発を担当するのは、高級不動産のプロフェッショナルである株式会社VIBROAです。今回、VIBROAは福井県知事の杉本達治氏、小浜市長の杉本和範氏と基本協定を結び、プロジェクトの優先交渉権者に選定されました。
若狭湾プレミアムリゾート構想とは?
この構想は、福井県および嶺南地方の6市町が共同で進める大規模な観光開発プロジェクトで、宿泊施設やアクティビティの充実を図り、若狭湾の農水産物や文化的魅力を最大限に引き出します。VIBROAはエンゼルラインに位置する第2展望台スペースへの投資計画を提出し、他の競合者を抑えて本プロジェクトに組み込まれることになりました。
オーベルジュ・イン・ペニンシュラプロジェクト
VIBROAが提案した「オーベルジュ・イン・ペニンシュラプロジェクト」は、地域資源を活かして美しい食と滞在を提供する新しい形の宿泊施設を目指しています。春蒔プロジェクト株式会社や株式会社温故知新と連携し、クリエイターのネットワークを利用して地域課題にデザインの力で対応します。特に、宿泊そのものが目的となる、いわゆる「デスティネーション」を目指し、リゾート体験に新しい価値を加えます。
三社の想い
株式会社VIBROA代表取締役 吉田利行氏
吉田氏は、このプロジェクトを進めることができる喜びを語り、若狭の美しい自然や文化を多くの人に伝えたいと述べました。「春蒔プロジェクト様、温故知新様との強みを掛け合わせ、特別な場所を形成していきたいです」と意欲を見せています。
春蒔プロジェクト株式会社代表取締役 田中陽明氏
田中氏は、若狭という地域特有の神聖な文化に触れ、地域を活性化することに貢献したいという熱い思いを語ります。「淡路や伊勢とならぶ神の聖地」と位置づけられる若狭の魅力を最大限に引き出したいとしています。
株式会社温故知新代表取締役 松山知樹氏
松山氏は、生まれ育った福井への感謝の気持ちを胸に、地域文化を丁寧に伝えるリゾートを築くことに対して意欲を示しました。「地域資源を最大限に活かし、滞在そのものが目的となる宿を提供したい」と語りました。
プロジェクトの進捗
このプロジェクトに関わる3社は、さらなる詳細な計画について福井県および小浜市と協議しながら決定を進めていくとのこと。今後どのような形でこのリゾートが展開されるのか、期待が高まります。
会社情報
- 代表取締役:吉田 利行
- 所在地:東京都港区赤坂8-6-13
- 設立年:2019年
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:高級不動産の企画・開発
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公式サイト
- 代表取締役:田中 陽明
- 所在地:東京都渋谷区渋谷1-23-21
- 設立年:2005年
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:地域の再開発
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公式サイト
- 代表取締役:松山 知樹
- 所在地:東京都新宿区新宿5-15-14
- 設立年:2011年
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:宿の運営及びプロデュース
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公式サイト
このプロジェクトがどのように進展し、福井県の新たな魅力を引き出すのか、今後の展開に注目です。