ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートがPADI Eco Center™に認定
沖縄の美しいサンゴ礁に囲まれたANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、2025年にPADIが主導する環境認証制度「PADI Eco Center™」の認定を受けることが決まりました。これは、日本国内のリゾートホテルとしては初の快挙で、サンゴ保全への取り組みが高く評価された結果です。
PADI Eco Center™とは?
PADI Eco Center™は、持続可能なダイビング業界を推進し、海洋保護活動に積極的に参加するダイブセンターやリゾートに与えられるエコラベルです。環境保護に対する真剣な取り組みを示すこの認証は、グリーンウォッシングの撲滅を目的とし、透明性や信頼性の高いサービスを求めるダイバーコミュニティの期待に応えるものです。
認定基準
PADI Eco Center™を受けるためには、以下の条件をクリアする必要があります。
- - PADI AWARE財団による「Adopt the Blue™」への登録:海洋ゴミの削減やサンゴの保全など、海洋課題に対応する活動が求められます。
- - 国連環境計画(UNEP)の「Green Fins」のアクティブメンバー:最低でもシルバーランクを達成し、模範的な環境取り組みを実行していることが条件です。
- - 環境配慮型の取り組み:環境を守るための活動を行い、全従業員の意識が共有されていることが求められます。
これまでの取り組み
同リゾートは約20年前から海中清掃やサンゴ苗の植え付け活動を行っており、特にオニヒトデの駆除にも注力しています。2018年には「サンゴの村」として恩納村が宣言され、翌年にはSDGs未来都市に選ばれました。この機会を利用して、2019年からは「サンゴ保護活動プラン」を開催し、訪れるお客様がサンゴの苗作りを体験できるプログラムを提供しています。このプランを通じて集まった参加費の一部はサンゴ保全に寄付されています。
今後の展望
PADI Eco Center™の認定を契機に、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは海を愛するダイバーたちにとっての信頼できる選択肢としてさらなる努力を続けていく考えです。全従業員が環境保護への意識を持ち、今後も持続可能な体験を提供し続けることでサステナブルツーリズムの実現に貢献する意志を強調しています。
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートについて
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、沖縄県国頭郡恩納村に位置し、豪華で洗練された宿泊体験を提供しています。リゾート内は、白とブルーを基調にしたモダンなインテリアで統一され、訪れる全てのゲストを魅了しています。持続可能なマリンアクティビティを推進する姿勢とともに、客室数400室の快適な空間を提供し、地元への愛情も併せ持っています。
最後に、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは、世界中の人々が訪れることを期待し、自らの取り組みを通じて海の未来を守る努力を続けて参ります。