国内初！バイオマスマーク認定取得のディーゼルエンジンオイル『コスモディーゼル“カーボニュート”10W-30』が誕生

コスモエネルギーグループは、環境負荷の低減を目指し、植物由来のベースオイルを使用したディーゼルエンジンオイル『コスモディーゼル“カーボニュート”10W-30』を開発しました。この製品は、国内で初めてバイオマスマークの認定を取得したディーゼルエンジンオイルです。

バイオマスマークは、一般社団法人日本有機資源協会が認定するマークで、生物由来の資源（バイオマス）を活用し、品質及び安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品であることを示しています。

『コスモディーゼル“カーボニュート”10W-30』は、石油資源の節約と廃棄時の温室効果ガス削減に貢献します。植物由来成分は成長過程でCO2を吸収するため、ライフサイクル全体では大気中のCO2増加を抑制できます。従来の石油由来製品と比較してCO2排出量を低減できる点が大きな特徴です。

同社は、すでに自社工場での生産開始に向け試製を完了しており、2022年8月より販売を開始する予定です。また、エンジン試験では、市販の最高級合成系ディーゼルエンジンオイルと同等レベルの性能を有する結果を得ており、大手ユーザーと共同での実車試験を検討しています。

コスモエネルギーグループは、植物由来のベースオイルを利用した潤滑油製品を「カーボニュート（Carboneut）シリーズ」と位置づけ、今後、自動車用・農業用・工業用などの様々な新製品の開発と商品化に取り組んでいく予定です。