京セラの高耐久スマホ「TORQUE G06」のパッケージデザインが日本パッケージデザイン大賞2025に入選

京セラの高耐久スマートフォン「TORQUE G06」パッケージが入選

京セラ株式会社が製造した高耐久スマートフォン、「TORQUE(R) G06」のパッケージデザインが、2025年の日本パッケージデザイン大賞に入選しました。この賞は、パッケージデザインの創造性やデザイン性を評価するもので、2023年10月に発売されたTORQUE G06がその評価を受けたことは、製品の特徴を際立たせる要因となっています。

TORQUE G06のパッケージデザインの特色

このスマートフォンは、その高耐久性から多くのアウトドア愛好者に支持されています。最近では、環境意識の高まりを背景に、シリーズ全体で紙製パッケージへ転換しています。具体的には、感触のよい段ボールが使用されており、ブランドの品位と環境負荷の軽減を両立させたデザインが実現しています。

特に注目すべきは、内蓋に施された文字抜き加工です。これは、開封した時にTORQUEの独特な世界観を感じられるように配慮されています。この細部へのこだわりは、ユーザーに特別な体験を提供することを意図しています。さらに、アクセサリ用の箱は、TORQUEが活躍するシチュエーションを想起させるグラフィックデザインが取り入れられています。

日本パッケージデザイン大賞とは

日本パッケージデザイン大賞は、公益社団法人日本パッケージデザイン協会が設立したコンペティションで、1985年から隔年で開催されています。この賞は、パッケージデザインの社会的地位を向上させることを目指し、作品のデザイン性や創造性を審査基準として設けています。

2023年度には、応募作品が1,000点あり、その中から417点が入選に選ばれるという厳しい競争がありました。評価は、創造性、審美性、機能性、市場性、社会性の5つの観点から行われます。今回TORQUE G06のパッケージが評価された背景には、これらの基準を満たす優れたデザインがあるのです。

このように、京セラのTORQUE G06は、その高耐久性のみならず、環境保護を意識したデザインでも注目されています。今後もこのような革新的な取り組みが続くことを期待したいです。

「TORQUE」は京セラ株式会社の登録商標であり、GoogleやAndroidなどはそれぞれの企業の商標です。今回の入選は、企業がどのようにデザインに対する意識を持ち、消費者との関係性を深めようとしているかの一つの例とも言えます。