株式会社MyAnimeListが発表した「You Should Read This Manga」2025年度版リストは、これからのマンガのトレンドや魅力を一身に集めた催しです。世界中のマンガ愛好者に向けたこのプロジェクトは、初めてマンガを楽しむ人から熱心なファンまで幅広い層にアピールしています。リストは、さまざまなジャンルから選ばれた77作品で構成されており、特に注目されるタイトルが多数ラインナップされています。
リスト構成とその魅力
このリストは、4つの部門から構成されており、各部門には20作品が選出されて総計77作品が並びました。特に注目すべきは、選考過程でのユーザーや専門家の意見を反映した点です。昨年から引き続き、ユーザーによるWebノミネートに加えて、マンガの専門家による選考が行われています。
トレンドとして浮かび上がる作品群
初期の分析によれば、最終選考に残った作品の約50%は少年誌または青年誌からのもので、特に女性からの票が多く寄せられた作品が目立ちました。また、デジタル漫画プラットフォームから選ばれた作品は全体の25%を占め、初めてマンガを手に取る読者への優れた導入口となっています。
特に目を引くのは、アニメ化希望リストにエントリーした多くの少年向け作品で、幅広いジャンルにわたるため、アニメファンにとっても楽しみの多い内容となっています。さらに、これらの作品の多くは「MANGA Plus」で無料で配信されており、手軽にアクセス可能です。
ユニークなアートとストーリー
本リストでは、「Unique Art/Story」という部門も設けられ、独特なストーリーやアートスタイルを持つ作品が選ばれています。これは特にヘビーなマンガファンに向けたもので、鮮烈な印象を与える作品が多くピックアップされています。
特典とプラットフォームの活用
MyAnimeListでは、選ばれた作品を期間中に読了するとプロフィールバッジがもらえる特典を用意。これにより、マンガをより楽しむ機会を提供しています。また、「Try This Manga — for Free!」という特設ページもあり、無料で読める作品も紹介されています。これにより、新たにマンガを始めたいという人々に対する敷居を下げています。
グローバルな影響
MyAnimeListは世界240ヵ国以上で利用されており、会員登録者数は1,950万人を超えています。そのデータベースには12億件以上の視聴・読書量が含まれ、特に北米のZ世代を中心に海外ファンにとって重要な情報源とされています。マンガ文化の国際的な発展にも大きく寄与していると言えるでしょう。
最後に
この2025年版リストは、さまざまな愛読層のニーズに応える内容となっており、自身のマンガライフをより豊かにするための良い指針となることでしょう。興味のある方はぜひ公式サイトを訪れて、気になる作品を見つけてみてください!
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