新潟市に「新潟テクニカルセンター」が開設
2025年4月1日、株式会社スタッフサービス・エンジニアリングにより新潟市に「新潟テクニカルセンター」が新たに開設されます。これは地域の企業と連携し、エンジニアの育成を目的としたものです。
背景と目的
新潟県ではIT人材の不足が深刻化しており、2024年3月末時点で約40名のエンジニアが就業している中、さらなる雇用の拡大が求められています。新潟産業労働部が策定した『にいがた産業ビジョン』に沿って、IT関連企業の誘致や成長産業への投資が進められる予定です。
新潟テクニカルセンターは、こうしたニーズに応える形で設立され、2027年3月までに150名の新規派遣エンジニアを創出し、200名の就業を目指します。地域企業と求職者のマッチングを強化し、新たな雇用創出と人材の定着を図る方針です。
新たな育成システム
特に注目されるのが、当社の「キャリアサポートシステム」です。このシステムにより、未経験からでもエンジニアとして活躍できるよう、企業と連携した教育プログラムを提供します。OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を中心に、業務目標を明確に設定し、就業中に必要なスキルを身につける仕組みが整っています。
新潟県では「地元で働きたい」という求職者やUターン希望者が増加しており、地域密着型での支援が求められています。このニーズに応えるため、企業や求職者との関係構築を重視し、さらなるエンジニア育成と就業数の拡大を目指します。
新潟テクニカルセンターの詳細
新潟テクニカルセンターは、新潟県の常用型派遣エンジニアの採用及び登録型派遣の営業拠点として機能し、機械、電気・電子、情報技術などの各分野における専門技術者の派遣・紹介を行います。所在地は新潟市中央区で、電話での問い合わせも受け付けています。
また、エンジニアのための通信教育や、資格取得支援など、豊富なスキルアッププログラムを提供することで、成長の機会を継続的に提供します。
スタッフサービス・エンジニアリングの概要
スタッフサービス・エンジニアリングは、全国47都道府県で活動を展開し、現時点でおよそ16,740人のエンジニアが登録されています。1981年に創業された企業は、IT人材の採用や育成を行い、今後とも地域社会に欠かせない存在として経済を支えていくことを目指しています。
新潟市での新たな取り組みは、地域経済の活性化とエンジニア育成の重要な一歩となることでしょう。