徳島県牟岐町で新たな「日常百貨店 灯閑」が登場
2025年5月、徳島県牟岐町に新たな複合施設「日常百貨店 灯閑」がオープンします。この店は、コーヒースタンド、セレクトショップ、シェアキッチン、ホテルの機能が融合した新しい形の「ハレの場」として、地域の活性化を目指しています。
オープンに向けた背景と経緯
このプロジェクトを運営する合同会社門口の代表、田中美有さんは、過疎地域における日常とハレの場の重要性を強く感じています。コーヒースタンドを開くことで、地域住民との交流を促進し、まちの魅力を再発見する機会を作りました。2023年冬からの活動で、すでに1000人以上に訪れてもらい、ポジティブな影響を実感してきました。こうした経験から、地域の「日常」に新しい刺激をもたらす場の必要性が認識され、灯閑の設立が決まりました。
田中さんは「日常には変化や出会いが少ないため、地域の中で楽しい場を作りたい」と語っています。このようにして生まれた灯閑は、日々の生活に変化をもたらすための拠点となるでしょう。
プロジェクトの資金調達
「日常百貨店 灯閑」のオープンに向け、2025年1月3日から寄付・前売りチケットによる資金調達を行います。目標額は250万円で、プロジェクトに賛同する方々からの支援を募ります。資金調達は1月31日まで続けられます。
支援者には対価としてさまざまなリターンが用意されており、地域のハレの場を共に作り上げる体験ができるでしょう。詳細は公式サイトで随時更新されるため、興味のある方はチェックしてください。
日常百貨店 灯閑の詳細
「日常百貨店 灯閑」は、徳島県海部郡牟岐町中村本村146-1に位置し、地域の文化や人々の交流を促進する新しい空間です。オープン後は、コーヒースタンドで厳選されたコーヒーを楽しめるほか、セレクトショップでは地域産品や特色ある商品が並び、シェアキッチンでは地元の食材を使った料理が楽しめるようになります。さらに、宿泊機能も完備し、観光客にも親しまれる場となるでしょう。
灯閑の運営にあたる合同会社門口は、2024年に設立され、地域の文化を発信するカルチャーブランド「YUSAN」も展開しています。田中さんが考える「楽しい日常」の実現に向け多面的なアプローチを行っており、その姿勢が地域活性化の模型に期待を寄せています。
このように、日常百貨店 灯閑の開店が地域の新しい風を吹き込み、住民や訪れる人々にとって魅力的なスポットとなることを楽しみにしています。
まとめ
「日常百貨店 灯閑」は、2025年5月に徳島県牟岐町で新しい生活の場を提案します。地域の人々と共に育てていくこのプロジェクトに、ぜひ注目していきましょう。