法政大学MBA生による異文化交流リトリート「Beyond MBA」
法政大学ビジネススクールの学生が企画した異文化交流リトリート、名付けて「Beyond MBA」が、2026年7月28日から29日の2日間にわたり、山梨県富士吉田市の自然共生型ホテル「BLANC FUJI」で開催されました。このイベントは、国際共創イノベーションのための社会実験コミュニティ「DICT」の支援のもと、同大学のグローバルMBA(GMBA)プログラムに通う学生たちによって主催されました。
この2日間のイベントには、主催者を含む9名のMBA学生が参加しました。参加者は、日本、中国、台湾、マレーシアなど異なる文化的背景をもつ仲間たちで構成されており、富士山の美しい自然環境の中で彼らの経験やMBAでの学び、そして将来のキャリアについて語り合いました。これにより、国境や専門分野を超えた対話が生まれ、互いの理解が深まる貴重な時間となりました。
キャリアの裏にあるストーリーの共有
本リトリートの最初のセッションでは、参加者が3人ずつの小グループに分かれ、「履歴書に書かれないストーリー」を互いに語り合いました。参加者はそれぞれ異なる人生経験や価値観を持っており、MBAに進む理由もさまざまです。「家族のため」「新しい世界に挑戦するため」など、多様なバックグラウンドからの発言があり、参加者同士の理解が深まり、信頼関係が生まれました。
将来の展望についての意見交換
次のセッションでは、参加者同士が少人数グループで自身の将来像について意見を交わしました。それぞれが抱く未来の展望は多岐にわたり、企業への就職や起業、家業の発展、母国でのキャリア形成に関する率直な意見交換が行われました。また、テクノロジーや教育、音楽、スポーツ、製造業といった異なる専門分野での知識や経験の共有が行われ、新たな視点や可能性を見出すことができました。
リフレッシュと自然とのふれあい
「BLANC FUJI」内のプライベートサウナを利用したリフレッシュの時間も設けられました。参加者は、美しい桂川のせせらぎを背景に、木の香り漂うサウナの中で和やかな雰囲気の中で交流を深めました。普段のキャンパスでは話しにくいプライベートや将来についての会話が自然と生まれ、参加者同士の距離をさらに縮めることができました。
富士吉田の自然と文化を体験
プログラムは、参加者同士の対話を通じて内容を見直し、新倉山浅間公園や新倉富士浅間神社、富士吉田レトロ商店街を巡るフィールドワークに変更されました。参加者は、「咲くや姫階段」を登り、忠霊塔や富士山を望む素晴らしい景色を楽しみ、日本の歴史や文化に触れながら散策を楽しみました。特に、地域の食文化や商店街の雰囲気に親しみ、「特別な時間になった」という声が多数上がりました。
共創の展望を見据えて
「Beyond MBA」は、GMBA学生の一人の発案により、「教室の外で深く交流する場を作りたい」という思いから生まれました。このイベントを通じて、学生たちは国籍や専門分野を超えての対話を深め、学び合いの場となりました。参加者からは、「授業だけでは知ることのできなかった仲間の人生を学ぶことができた」「異なる文化に触れ、自分を見つめ直す機会となった」といった声が寄せられています。
この取り組みは、学生たちが自発的に企画し、多様な人々をつなぐことで新たな価値を共創する可能性を示す良い例となりました。本イベントを通じて生まれた対話やネットワークが各参加者の今後の学びやキャリア、さらなる挑戦へと繋がることが期待されます。
DICTについて
共創イノベーションのための社会実験コミュニティ「DICT」は、2022年に社会起業家および社会物理学者の山本晋也によって設立されました。Web 3.0に基づく社会実験を通じてデザイン、イノベーション、共創、テクノロジーの融合を図っています。国内外の拠点での活動を展開し、創設以降、18社の法人を生み出してきた実績があります。起業家や研究者、アーティストが集い、国際的な共創を推進する場として注目を集めています。
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