株式会社エクシーズとLooking Glass Factory社の提携
福岡市に本社を置く株式会社エクシーズが、アメリカ・ニューヨーク州に本拠を置くLooking Glass Factory社と国内セールスパートナー契約を締結しました。この契約により、エクシーズはLooking Glass社の最先端の裸眼立体視ディスプレイ製品「Looking Glass」シリーズの日本国内での販売を開始します。
次世代ディスプレイ技術の魅力
Looking Glass社は、ユーザーにより没入感のある体験を提供する次世代のディスプレイ技術を開発しています。エンターテインメント、教育、医療、製造などさまざまな分野での利用が期待され、特にその立体的な視覚体験が注目されています。この技術は、ヘッドセットを使用せずに立体視を可能にし、視覚情報の新たな可能性を切り拓くものです。
視覚体験を革新する「Looking Glass」シリーズ
エクシーズが取り扱う「Looking Glass」シリーズは以下の製品を含みます:
- - Looking Glass Go
- - Looking Glass 16" Spatial Display
- - Looking Glass 32" Spatial Display
- - Looking Glass 65"
これらの製品は、従来のディスプレイでは味わえない独自の体験を提供します。
独自アプリ「LMV-3D Model Viewer」も強化
この契約に伴い、エクシーズは自社開発の3Dモデルビュワーアプリ「LMV-3D Model Viewer」の販売を強化します。このアプリを使用することで、ユーザーは簡単に3Dモデルを操作でき、直感的に視覚化することが可能です。
LMV-3D Model Viewerの主な機能
1.
簡単な3Dモデル取り込み: 指定したフォルダに3Dモデルファイルを置くだけで、即座にLooking Glassに表示できます。
2.
ハンドトラッキングによる操作: Leap Motionを接続することで、手を使って直感的にモデルを操作できるようになります。
3.
Sketchfabとの連携: 3Dモデルを提供するダウンロードサイト「Sketchfab」からモデルを簡単に取得し、表示することが可能です。
Looking Glass社について
Looking Glass Factoryは、ブルックリンと香港に本拠を構え、2024年を目標にヘッドセットを超えた新しい空間技術の提供を目指しています。同社の開発したホログラフィック技術は、コミュニケーションやコラボレーションの方法を根本から変える可能性を秘めています。企業の成長と共に、彼らの技術がどのように社会を変えていくか期待が高まります。
株式会社エクシーズの理念
株式会社エクシーズは、情報技術を駆使して業務システムの受託開発を行っており、特にVRやARなどのXR技術にも取り組んでいます。また、同社は2023年8月に太陽ホールディングス株式会社のグループ会社となり、さらなる発展を遂げています。顧客のDX推進にも力を入れており、市場での競争力を一層高めることが期待されています。
まとめ
エクシーズとLooking Glass社の提携は、日本における未来のディスプレイ体験に大きな影響を与えると考えられます。今後、エンターテインメントや教育の現場でも、この新しい立体視技術がどのように活用されていくのか興味深いところです。