神戸電子専門学校の学生が万博でeスポーツ大会運営に挑む！

神戸電子専門学校の学生が大阪・関西万博でのeスポーツ大会を支える

2025年7月24日、大阪・関西万博にて開催される「2025アンリミテッドスポーツフェスティバル」の一環として、神戸電子専門学校のesportsエンジニア学科に所属する学生たちがeスポーツ大会の運営をサポートすることが決まりました。この国際的な舞台での経験は、彼らにとって大きな成長の機会となるでしょう。

学生による運営の意義

過去には、兵庫県豊岡市で「HYOGO eスポーツフェスタ in 城崎温泉」が開催され、神戸電子専門学校の学生たちが来場者へのサポートを行いました。今回の万博でのeスポーツ大会では、さらに多様な業務に携わることで、実務経験を増やし業界への理解を深めることが期待されています。これにより、学生たちは自信を持って現場に立つ力を身につけることができるでしょう。

大会の詳細

eスポーツ大会では、『ストリートファイター6』と『ぷよぷよeスポーツ』の2つのタイトルで競技が行われます。特に『ストリートファイター6』では、サウンドアクセシビリティの解説も予定されています。これは、選手が対戦相手との距離やゲージ残量を音で感知し、視覚情報に頼らずに戦えるようにするためのシステムです。一方、『ぷよぷよeスポーツ』では、参加者にランキングポイントが付与される形で多くの競技者が参加することが見込まれます。

障がい者支援への取り組み

今回のeスポーツ大会は、障がいのある方々も楽しむことができるよう、アクセシビリティに配慮された環境が整えられます。「一般社団法人日本障がい者ｅスポーツ協会」との協力の下、健常者と障がい者が同じ舞台で競い合う機会が提供されるのです。なお、参加者は全国・全世界から募集し、オンラインでも大会を実施します。また、大会の状況はYouTubeでのライブ配信が予定されています。

アンリミテッドスポーツフェスティバル概要

この「アンリミテッドスポーツフェスティバル」は、2017年に始まりました。「障がいの有無に関わらず、同じルールで競技する」という理念の下、2023年からは“パラ”の名称を外し、さらに活動を広げています。このイベントは、障がいを持つ方々にとっても競技に参加しやすい環境を整え、多様なスポーツを体験できる貴重な機会となっています。

イベント詳細

- 名称: 2025アンリミテッドスポーツフェスティバル
- 会場: メイン会場／EXPO2025 大阪・関西万博EXPOアリーナ「Matsuri」

サブ会場／ヤンマースタジアム長居

- 開催日時: 2025年7月24日（木）10:00～20:00
- 主催団体: 一般社団法人アンリミテッド事業推進協会（主管：アンリミテッドスポーツフェスティバル実行委員会）
- 公式サイト: リンク

神戸電子専門学校について

神戸電子専門学校は、1958年に兵庫県神戸市で設立された学校法人コンピュータ総合学園です。65年以上の間に、数多くのデジタル専門職業人を輩出してきました。「クリエイティブ・エンジニア」を育成するため、IT分野を中心に多岐にわたる学科があります。カリキュラムには「Learn by Creation / 創って学ぶ」という理念が掲げられ、実業界との連携やプロトタイプ制作を通じて、学生たちは実践的なスキルを身につけています。