次世代ラグビー選手を育成する「大阪府高校ラグビーカミングデー」

大阪府高校ラグビーカミングデーの挑戦

ラグビーの未来を作るため、一般社団法人大阪府高校ラグビー交流会は「大阪府高校ラグビーカミングデー」を開催します。このプロジェクトは、次世代のラグビー選手を育成するための新しい試みであり、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて支援を呼び掛けています。募集は3月31日までです。

現状の課題

近年、ラグビーは少子化の影響を受けており、特に大阪府ではラグビー部の数が著しく減少しています。1990年には172あった高校ラグビー部が、2023年には32まで減少。その結果、高校生がラグビーに触れる機会も激減してしまいました。このような現状を受け、大阪府高校ラグビー交流会が設立されました。

「大阪府高校ラグビーカミングデー」の目的

「大阪府高校ラグビーカミングデー」は、ラグビーの魅力や楽しさを中学・高校生たちに伝え、未来の選手を育成するイベントです。2023年に初めて開催され、多くの選手やOBたちが参加し、ラグビーの技術向上をサポートしました。2025年の第3回開催を目指すこのイベントは、すべての高校生に参加してもらえるよう努めています。

具体的な開催情報

「大阪府高校ラグビーカミングデー」は、2025年5月4日、東大阪市の花園ラグビー場で開催されます。参加は誰でも可能で、高校ラグビー部の所属や経験は問われません。昨年は245人、2024年には320人が参加し、今後も多くの若者たちの参加が期待されています。この日、多くのラグビー選手との交流があり、技術向上のチャンスが提供されます。

参加メッセージ

多くのラグビー選手が応援団として参加します。コベルコ神戸スティーラーズの山下裕史選手や、HiRAKUの廣瀬俊朗代表など、さまざまな経験を持つ先輩たちが若者たちへのメッセージを送っています。「どんな理由でも参加する価値があります。ラグビーは君をどこまで連れて行ってくれるかわからないから」と山下選手。また、廣瀬氏は「楽しく、学びのある時間を提供することが大切。」と語ります。