ファミリーマートがフィットネス事業を譲受
ファミリーマートが、大田区を中心に活動している「FIT-EASY」ブランドのフィットネス事業を譲受した。これにより24時間営業のフィットネスクラブが、日本全国に広がりを見せることが期待されている。FIT-EASYは、独自開発の顔認証システムや感染症対策を講じるなど、最先端の技術を駆使して、安心・安全な環境を提供している。
背景
昨今の新型コロナウィルスの影響で、多くのフィットネスジムが厳しい状況に立たされる中、FIT-EASYは逆に会員数を増加させてきた。その背景には、徹底した感染症対策や先進的なシステムの導入があった。特に、顔パス認証システムは、非接触での入館を可能にし、利便性を高めている。
ファミリーマートは、2021年から全国展開を目指しており、「Fit&GO」事業の譲受を第一歩として、名実ともにフィットネス業界に進出する意向を示している。
事業譲受の詳細
ファミリーマートが譲受したのは「Fit&GO」ブランドの全5店舗。これらの店舗は、2021年の2月末まで営業を続け、その後リニューアル工事に入る。3月上旬には新たな姿でオープンの予定だ。すでに登録されている会員は、手続きなしで自動的に移行され、FIT-EASYのオンラインレッスンも利用可能になる。
具体的な店舗
譲受される店舗は以下の通りで、いずれも東京都内に位置している。
- - 大田長原店(東京都大田区)
- - 関内店(神奈川県横浜市中区)
- - 仲六郷第一京浜店(東京都大田区)
- - 福生駅前店(東京都福生市)
- - ポンテポルタ千住店(東京都足立区)
これらの店舗は、地域のフィットネス市場で重要な位置を占めると考えられ、新たな顧客層の獲得が期待される。
フィットイージー株式会社のビジョン
フィットイージーの代表によると、顔パス認証は、クラウド管理上で行われ、入館時に会員の顔を非接触で認識するシステムだ。この技術により、会員はスマートフォンから容易に登録が可能で、より快適なフィットネス体験が提供される。
さらに、フィットイージーは「FIT-RIDE」や「FIT-AERO」などの新しいフィットネスプログラムも導入しており、これにより利用者は、より多様な選択肢を楽しむことができるようになる。
結論
ファミリーマートのフィットネス事業譲受は、業界に革新をもたらすと期待されている。新しいシステムやサービスを通じて、より多くの人々にフィットネスライフを提供し、さらなる成長を遂げるだろう。この進化をぜひ注目したい。