和カフェ Tsumugiが新たなエンゲージメント戦略を展開
このたび、全国で飲食店「PRONTO」を展開する株式会社プロントコーポレーションが、和カフェブランド「和カフェ Tsumugi」において新たに「エングラフ」を導入しました。これは、顧客と従業員のつながりを促進し、エンゲージメントを高めるための革新的なサービスです。エングラフは、ポジティブな感情や行動データを活用することで、両者の関係を強化し、働く環境の質を向上させることを目指しています。
導入の背景
「和カフェ Tsumugi」では、スタッフ一人ひとりが仕事に誇りを持ちながら、より良いサービスを提供するための環境を整えることが求められています。多様な価値観や働き方が広がる現代において、社員自身がやりがいを感じられること、また顧客からのフィードバックで感謝の気持ちが伝わることは、ブランドへの愛着を育むにあたって欠かせない要素です。
これを受けて、プロントコーポレーションでは、日々の業務の中でポジティブな感情の循環を促進し、働く喜びやチーム一体感を高めるために「エングラフ」を導入しました。営業統括部の西村様は、「お客様からのフィードバックは、改善すべき点だけでなく、スタッフのモチベーションを高めるためにも活用すべきだ」と強調しています。
「エングラフ」の機能
「エングラフ」は、顧客からのポジティブな感情を集めることで、エンゲージメントの向上を図ります。この仕組みは、以下の4つの要素から成り立っています。
1.
講習の実施
エンゲージメントの重要性やその活用方法について学ぶ講習が開催され、他社の成功事例を通じて自社に活かせるポイントを学ぶことができます。
2.
コミュニケーションツールの運用設計支援
ポジティブ・コミュニケーションツール「Chipee」の効果的な運用のための設計をサポートし、社内でのスムーズな活用を目指します。
3.
データ分析の提供
収集した顧客のポジティブな感情や行動データを分析し、従業員エンゲージメントスコアや感情データを提供します。
4.
エンゲージメント戦略の策定サポート
企業のエンゲージメント戦略を共に考え、実行を伴走します。
このように、従業員と顧客とのポジティブなインタラクションを生み出すことで、両者の信頼関係を構築することができます。西村様は、「エングラフによって、ポジティブなスパイラルが生まれ、職場環境やサービスの向上が期待できる」と期待を寄せています。
今後の展望
株式会社チッピーによると、「エングラフ」は、企業の成長とウェルビーイング経営の実現を支えるために設計されたサービスです。『仕事のやりがい』の向上が、エンゲージメントの強化につながることを目指しています。
全国各地に展開する「和カフェ Tsumugi」において、今後もこのエンゲージメント戦略がどのように進展していくのか、ますます注目が集まります。顧客と従業員の心がつながる場を提供することで、ただの飲食店ではなく、心温まるコミュニティの形成へとつながっていくことでしょう。